小さく始めるマーケティング・マイクロ・オートメーションの考え方

小さく始めるマーケティング・マイクロ・オートメーションの考え方

マーケティング・マイクロ・オートメーションとは?

マーケティング・オートメーション(以下MA)の考えに則り、マーケティング活動(プロセス)の中で、問題となっている部分に、MAツールを導入して、ビジネス課題を解決するという考え方です。

なお、世間一般的に「マーケティング・マイクロ・オートメーション(以下MMA)」という言葉はなく、造語であり弊社が勝手に定義した言葉です。

 

マーケティング・マイクロ・オートメーションの意義

MMAを考えた一番の目的は、「失敗しないMA」「MA導入の失敗を減らす事」にあります。裏を返せば、「"小さく"ても出来るだけ"早く"、"高い確率"で"成功"する事」とも言えます。

MMAのキャッチコピーは、「小さな成功体験から始めよう」です。

なお、失敗の定義、解釈は人により違うかもしれませんが、弊社の定義は、最初に「設定した目標を達成できなかった」「投資が回収できなかった」の両方が当てはまった場合としています。

 

マーケティング・オートメーションとの違い

MMAは、MAの一部品ともいえるので、広く言えばMAに含まれます。

基本的には、MAと同じく、リード(見込み客)獲得、育成、管理の役割を担います。MAは、リード管理全般を担いますが、MMAは、その中でも一部分にフォーカスしています。

 

MMAのメリット

大きな違いは、導入に掛かるコスト(費用や時間)、運用コストがMAよりもかなり低くなる事です。そして、効果が表れるまでの時間も短いのが特徴です。

そして、MMAの導入が上手く行けば、さらに導入の範囲を広げて、拡張していく事も可能です。

 

マーケティング・マイクロ・オートメーションのデメリット

MMAは、MAのデメリットを解消することを目的に考えました。

最終的なトータルコスト

強いてデメリットを上げるとした場合、最初からリード管理全体をMAで実施しようと設計した場合に比べて、MMAを徐々に拡張してMA状態にした場合のコストは高くなるかもしれません。

ただこれも、MMAの成功体験を徐々に積み重ねているので、そこでの成果と相殺すると、単純に比較はできないかもしれません。

 

部分最適に陥るリスクを考慮する

MMAを設計する際、注意をしなければいけないと思っているのは、「部分最適に陥る事はないか?」という事です。

「部分最適」とは

製品を製造するのに、「A」「B」「C」の工程(プロセス)を順に経るとします。生産性を向上させる為、「A」の工程を見直し(改善)し、20分かかっていた作業が、18分に改善出来たとします。

一見良くなったように見えますが、この改善が、後工程の「C」に悪影響を及ぼし、最終的にトータルでは、2分余分に時間が掛かってしまい、生産性が落ちてしまうという事はあります。

これが「部分最適に陥る」という事です。「部分最適」の反対が「全体最適」です。

 

部分最適に陥らない為に

ある部分に集中して、周りが見えなくなると、「部分最適に陥る」可能性が高くなります。

その為、MMAの導入で、マーケティングプロセスのある部分にフォーカスをしつつも、全体を俯瞰してみる「鳥の目」も合わせて持つようしなければなりません。

そして、部分的に改善した事を確認すると同時に、最終的なゴールにどう影響があったかも観察する事が重要になります。

 

以上「小さく始めるマーケティング・マイクロ・オートメーションの考え方」をお送りしました。