マーケティングオートメーション(Mautic)を見える化ツールとして使いこなす

マーケティングオートメーション(Mautic)を見える化ツールとして使いこなす

先日、「マーケティングオートメーションで顧客の見える化を自動化(仕組み化)する」という記事を投稿しましたが、今回はその第2弾です。

第1弾は、「マーケティングオートメーションで顧客の見える化を自動化(仕組み化)する」をご覧ください。

 

マーケティングオートメーション導入・運用の最初のステップ

マーケティングオートメーションを導入・運用する際、いくつかのフェーズ、ステップに分ける事が出来ると思います。

マーケティングオートメーションの導入目的にもよりますが、最初の段階として、顧客やマーケティング活動の見える化だと考えています。

何を見える化させるか?

見える化にはいろいろな切り口があります。まず何を見える化したいか?によって、そのアプローチは違います。

第1弾の「顧客の見える化を自動化(仕組み化)する」では、「顧客」の見える化にウェイトを置いています。

第2弾では、マーケティングキャンペーン(マーケティング活動)の見える化にウェイトを置きたいと思います。

 

ステージとセグメント別に育成率・育成期間を見える化した例

下記の表は、縦軸に顧客の「ステージ」。横軸に「顧客の関心のあるサービス」という形でマトリクスの状態にした表示です。

また、表の中の数字は、そのステージに属した見込み客の内、何%の見込み客が上位のステージに育成出来たかという数字と、育成までに掛かった平均育成期間を表しています。

ステージ/セグメント育成率/育成期間表

ステージ/セグメント サービスA サービスB サービスC サービスD サービスE
「01メルマガ登録」 育成率:30%(15/50)
育成期間:22日
育成率:50%(50/100)
育成期間:32日
育成率:33%(5/15)
育成期間:15日
育成率:30%(50/150)
育成期間:48日
育成率:50%(10/20)
育成期間:12日
「02資料ダウンロード」 育成率:50%(15/30)
育成期間:12日
育成率:40%(30/70)
育成期間:22日
    育成率:20%(10/50)
育成期間:15日
「03セミナー申込」 育成率:75%(15/20)
育成期間:10日
  育成率:80%(8/10)
育成期間:12日
育成率:90%(63/70)
育成期間:22日
育成率:50%(5/10)
育成期間:22日
「04セミナー受講」 育成率:66%(10/15)
育成期間:15日
  育成率:0%(0/8)
育成期間:-
育成率:50%(36/63)
育成期間:22日
育成率:0%(0/5)
育成期間:-
「05お問い合わせ」 育成率:60%(18/30)
育成期間:22日
育成率:40%(20/50)
育成期間:35日
  育成率:50%(20/40)
育成期間:22日
 
「06見積依頼」 育成率:50%(10/20)
育成期間:30日
育成率:50%(20/40)
育成期間:22日
  育成率:66%(20/30)
育成期間:17日
 
「08案件受注」 育成率:10%(1/10)
育成期間:122日
育成率:25%(5/20)
育成期間:101日
  育成率:30%(10/20)
育成期間:80日
 
「10保守管理」 育成率:3%(0/1)
育成期間:-
育成率:0%(0/5)
育成期間:-
  育成率:0%(0/10)
育成期間:-
 

 

育成率/育成期間の算出方法

「育成率」の算出方法

育成率の算出方法は、そのセル(ステージ×セグメント)から上位のステージに育成出来た見込み客の件数を今までそのセル(ステージ×セグメント)に到達したリード数で割った値です。

      そのセルから上位のステージに育成出来た見込み客
育成率 = -------------------------- × 100
      そのセルに到達した累計リード数

 

「育成期間」の算出方法

育成期間の算出方法は、そのセル(ステージ×セグメント)から上位のステージに育成出来た見込み客の育成期間の平均です。要するに、そのセルに滞在していた期間の平均です。

ただ、現在も、そのセルに滞在している見込み客は除外します。

育成期間 = そのセルから上位のステージに育成出来た見込み客のセルの滞在期間の平均値

 

これらの情報は、マーケティングオートメーション(Mautic)を導入時に、しっかり設計、設定をしておくと、データベースの情報を基に、算出する事が可能になります。

 

ステージ/セグメント育成率/育成期間表を使った利用例

育成率や育成期間という2つの指標をどのように活かすか。それがとても大切です。

活かし方は、運用するマーケッター次第ではありますが、一般的には、そのセルに対するキャンペーンの効果測定として使用する事が一般的です。

 

育成率の場合

「育成率」が高い方が、そのセルに対するキャンペーンが機能している事を意味します。逆に「育成率」が低い場合、キャンペーンを見直す事が必要になります。

マーケティングオートメーションを使った主な育成手段は、メールによるアプローチです。

メールの文章、タイトル、送信頻度などを見直す事になるでしょう。場合によっては、メールでのアプローチそのものを見直した方が良いかもしれませ。

 

育成期間の場合

育成期間は、そのセルから次のステージへ育成するまでに、どれだけの期間を要したかを示しています。

こちらも、期間が長い場合は、もっと早く育成出来る様にキャンペーンの改善を検討した方が良いかもしれません。ただ、育成期間を見るときは、育成率と合わせて見るべきでしょう。

 

「育成率」×「育成期間」の組み合わせで将来の売り上を予測する

「育成率」と「育成期間」を組み合わせれば、ある程度、将来の売上や案件の獲得件数も予想できます。

それにより、人員の確保や教育などを計画的に前もって行う事も出来るでしょう。

ここまで使える様になるだけでも、マーケティングオートメーションを導入した効果はあると言えるのではないのでしょうか?

マーケティングオートメーションを見える化ツールとして使いこなせる様になれば、次のステップ、マーケティング活動の自動化ツールとして準備が出来たといえるでしょう。

 

マーケティングオートメーション(Mautic)を見える化のまとめ

今回は、マーケティング活動、キャンペーンの効果がどれだけ出ているかを見る化する為のアプローチを中心にお話ししました。

マーケティングオートメーションは、マーケティング活動を自動化する為のツールですが、いきなりキャンペーンの自動化する前に、「見える化」の設定を十分にしてからの方が、マーケティングオートメーションを有効活用できるのではと考えています。

 

以上「マーケティングオートメーション(Mautic)を見える化ツールとして使いこなす」をお送りいたしました。

Weblocoでは、マーケティングオートメーションツールを見える化ツールとして使用する為の導入支援も行っております。お気軽にお問い合わせください。

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