一度利用してもらったお客様が、再び利用する確率は高い
サービスや商品に問題がなければ、そのお客様が再び利用する確率は、新規顧客に比べれば遙かに高くなります。
その為、多くの通販サイトなどは、利用客にDMを送ったり、メールを送ったり、商品と一緒に次回の案内などを同封したりして、あの手この手を使って、リピート購入を誘います。
こう言った取り組みは、少なからずリピート購入を促すことに一役買っています。ただ、費用対効果を考えたときに、利益に貢献しているかは検証する必要があります。
なぜなら、多くのお客様(私もそうですが)は、こういった販促物にほとんど目を通さずにゴミ箱行きになる可能性が高いからです。
その為、少なくても目を通すだけでもして貰える工夫や、捨てられず長期間保管してもらえる工夫をする必要があります。
もちろん、既にそういった取り組みをされている方もいらっしゃると思いますが、次の章では、捨てられにくい工夫を紹介いたします。
販促物や広告を捨てられない工夫
納品書の余白や裏に、商品やサービスの宣伝を表示する
先日放送されていたビジネス番組でも紹介していましたが、ある通販会社では、商品と一緒に同梱する納品書の余白や裏面に、お客様が購入された商品に関連数商品を掲載する方法を取っていました。
納品書は、お客様が長期間保管する可能性があり、捨てられる可能性が低いから、その場所に掲載させたという事です。
それにより、リピート購入による売り上げがかなりアップしたそうです。
マグネットシートにPR情報を掲載する
よく家庭の冷蔵庫にマグネットシートが貼られている光景を目にします。ちなみに、私の家の冷蔵庫にも、「水のトラブルはこちら」のようなマグネットシートが貼ってあります。
このマグネットシートは、非常時にすぐに連絡が取れるように、目につくところに貼っておくと言う事もありますが、冷蔵庫などは、いろんな情報を掲示しておくのに便利な場所なので、紙をマグネットで挟んでおく為のクリップとしても利用できます。
冷蔵庫のドアスペースは、主婦が日常目にする時間が多い場所なので、ここを支配できれば、主婦の心をつかんだも同然です。
その為、商品と一緒に、お店の情報や商品情報、連絡先などを記載したマグネットシートを同梱すれば、捨てられずに冷蔵庫に張ってくれるかもしれません。
この時、「紙等を止めておく為のクリップとしてお使いください」と言ったメッセージを添えておくと、効果が高まるかもしれません。
上記の方法以外にも、捨てられずに長い間取って置いて貰える方法があれば、是非トライしてみてください。
お客さまの生活の一部になる様な工夫が大事です。