アフィリエイト(ASP)広告を利用しよう(売上中規模以上)


アフィリエイトとは?

アフィリエイトとは、WEBページに広告を貼り、その広告経由で注文や会員登録などが行われると、WEBページの運営者に一定率の報酬が支払われる仕組みを言います。アフィリエイトの詳細はこちら

また、そうした報酬を目当てに、WEBページを複数運営して、生計を立てている人たちをアフィリエイターと言います。

そして、今回のテーマは、アフィリエイターになる事を進めているのではなく、アフィリエイトの仕組みを使って広告を出しましょうと言うお話です。

ただ、ASPを使ったアフィリエイト広告は、それなりの売り上げ規模(数百万以上/月)を持っていて、商品やサービスの単価が高く、粗利率の高いビジネスモデルでないと、利益を出すのが難しいので、上記の条件に当てはまる方のみ、先を読み進めてほしいと思います。

アフィリエイト広告について

アフィリエイト広告には、大きく分けて掲載型、クリック型と成果報酬型の3種類があります。最近流行りのリスティング広告(PPC広告)は、クリック型のアフィリエイト広告に入ると思います。※リスティング広告に関しては、今回のテーマでは詳しく説明しません。

掲載型、クリック型、成果報酬型について

・掲載型は、広告が表示される度に、広告費が発生する仕組みです。

・クリック型は、ユーザーが広告をクリックする度に、広告費が発生する仕組みです。

・成果報酬型は、ユーザーが、こちらの指定した目的に達成した時に、広告費が発生する仕組みです。
例えば、商品を購入した時や、アンケートに回答してくれた時、会員登録した時などです。

どちらも短所長所があり、ビジネスモデルや商品、サービスによって使い分けることで、効果を最大限に発揮できると思います。

ただ、初心者の方には、成果報酬型をお勧めしたいと思います。

アフィリエイト広告の利用方法

アフィリエイト広告を利用する場合、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)に登録する必要があります。

ASPとは、広告主と広告を表示させいWEBページの運営者の橋渡しする(マッチング)サービスの会社と考えて頂ければよいと思います。

また、ASPに登録後、広告として表示させる魅力のあるバナーやキャッチコピーを作成しておく必要があります。

ASPの種類

ASPの代表的な会社を2社ご紹介します。

A8net・・日本最大級のアフィリエイト(ASP)サイト

ValueCommerce・・日本で最初に誕生した、歴史あるアフィリエイト(ASP)サイト

アフィリエイト広告(成果報酬型)のデメリット

アフィリエイト広告のデメリットは、なんといってもASPに払う契約金です。ASPによって金額は違いますが、初期費用や、毎月払う固定費(月額費用)、ASPへの成果報酬費用(通常は、売り上げの○%など)がかかります。

例えば、A8netなら、初期費用¥50,000や、毎月払う固定費(月額費用)¥50,000、ASPへの成果報酬30%となっております。(2014年9月時点)

この金額を支払ってでも、利益がでる売り上げ規模とビジネスモデルであれば、利用する価値は大いにあると思います。

アフィリエイト広告のメリット(成果報酬型)

なんといっても、成果が発生しないと、広告費(固定費は除く)が発生しないところが一番のメリットです。

その為、しっかり損益分岐点を計算して広告を出せば、赤字になる事はありません。(固定費を含めると赤字になる場合はありますが)

アフィリエイト広告で利益を出すためには?

冒頭にもお話しましたが、ある程度の売り上げ規模が無いと、固定費がかかる為、利益を出すことは難しいと思います。もちろん、利益度外視で、戦略的に広告を出す場合は例外ですが。

また、一度顧客を獲得してまえば、長期的に顧客になってくれるビジネスモデルが、成果報酬型アフィリエイト広告に向いています。

そして、一番大事なのは、アフィリエイターへ払う成果報酬の額と自社の利益とのバランスです。アフィリエイターへの成果報酬を減らせば、自社の利益は上がりますが、掲載してくれるアフィリエイターも減ります。

そうすると、広告からの注文があまり無く、(長期的に見ても)固定費を上回る利益を上げる事が難しい状態になりかねません。

このバランスは、トライ&エラーを繰り返して、一番最適な条件を見つけていくほかありません。

最後に、お客様がクリックしたくなるような魅力ある広告バナーやキャッチコピーとランディングページです。

これらの品質は、お客様のクリック率や購入率に大きな影響を及ぼすのは当然ですが、アフィリエイターが広告を掲載してくれるかどうかにも影響してきます。

上記の事を漏れなく行えば、かなり高い確率で、成功する事でしょう。

売上規模が大きくなったら、アフィリエイト広告にチャレンジしてみよう。