【2018年2月更新】
Webマーケターの私が、普段業務で使用しているお勧めのWebマーケティングツールをご紹介します。
これらのツールはとても便利で多機能ですが、ツール自体が集客したり、改善したりすることは無く、あくまで補助的なツールである事を覚えておいてください。
このツールが導き出したデータを基に改善、改良するのはWebマーケターであるあなたの役割です。
キーワードのニーズを把握する為のお役立ちツール
世の中のユーザーが、今、どんな事に関心があり、どれくらいの需要があるかを把握する為のお役立ちツールをご紹介します。
今後どういったコンテンツを作成すると集客効果があるかを検討する上で、とても役に立つデータとなります。
GoogleキーワードプランナーbyGoogle Adwords
Google Adwordsが提供するPPC広告、リスティング広告用のツールです。
このツールは、任意のキーワードで、月間どれくらいの検索ボリュームがあるかが把握できます。
また、メインのキーワードと合わせて、関連するキーワードの組み合わせでの検索ボリュームも把握する事が出来ます。
※数年前に仕様が変わって、広告を出稿しないと、詳細なキーワード数までは出なくなりました。出稿をしていない場合、「1万~10万」と言った、かなりアバウトなボリュームになります。
公式サイト「google adwords」
キーワード検索数チェックツール「aramakijake」
無料の検索ボリューム推測ツールです。
YahooとGoogleそれぞれの検索ボリュームを表示してくれ、さらに、表示順毎に、見込まれるアクセス数を表示してくれます。
その他、関連語の候補も併せて表示されるので重宝しています。
公式サイト「aramakijake」
検索数のトレンド調査ツール by google trend
Googleが提供している無料のツールで、気になるキーワードのトレンド(傾向)が分かります。
また、他のキーワードと比較する事も出来るので、どちらのキーワードでSEO対策を考えているか迷っている時に重宝します。
公式サイト「google trend」
サジェスト(関連)キーワード調査ツール
サジェスト(関連)キーワードは、ロングテールを狙ったコンテンツマーケティングをする際、まだ気づいていないユーザーのニーズやそのボリューム感を把握する為に役立ちます。
沢山の関連キーワードを知る事が出来る「関連キーワードの調査ツール」
メインとなるキーワードを入力すると、関連キーワードを無数に提案してくれるツール。とりあえず、多くのユーザーニーズを把握する時に役立ちます。
公式サイト「関連キーワードの調査ツール」
キーワードの関連性が視覚的に分かる「OMUSUBI」
メインのキーワードを入れると、サジェストキーワードを表示してくれますが、キーワードマップと言って、丸と線で、視覚的に分かりやすくキーワードの関連性を表示してくれます。
関連性がとても分かりやすいので、沢山の関連キーワードの中で、何を選んだらよいかの参考になります。
公式サイト「OMUSUBI」
Webアクセス解析ツール
自分のサイトがどれくらい見られているか?何経由で訪問しているか?そういった事が把握できるツールを紹介します。
自分のサイトのどこを改善すればよいか?どんなコンテンツを増やしたらよいか?など、改善をする為のきっかけを与えてくれるツールです。
どのページに問題があるかを調べる「google analytics」
もはや知らない人はいないのでは?と思うほど有名で、業界のデファクトスタンダードになっているアクセス解析ツールです。
基本は無料で使用できて、「セッション数」「滞在時間」「直帰率」「コンバージョン率」など、いろんな切り口で、データを分析出来ます。
公式サイト「google analytics」
どのキーワードで集客出来ているかを調べる「検索アナリティクス」
google search console(旧Webマスターツール)は、Webマーケター、Webマスターには必須のツールです。
google search consoleは、解析ツールと言うよりは、自身のWebサイトと検索エンジン(google)とを繋ぐ管理ツール的な役割として使用する事が多いですが、その中の、「検索アナリティクス」は、解析ツールとして重宝します。
以前は、google analyticsで取得出来ていた、「キーワード」が取得できなくなってから、その役割は、「検索アナリティクス」に移りました。
この機能を使って、自分のサイトに、どういうキーワードでユーザーが訪問しているかが把握できます。
公式サイト「google search console」
参考ページ「検索アナリティクスでキーワードを調べよう」
どのコンテンツが見られているかを調べる「ヒートマップ by userheat」
ヒートマップとは、任意のページの「どの部分が良く見られているか?」や「どれくらいクリックされているか?」と言う事を、サーモグラフィの様な感じで、色で直感的に表現してくれます。
userheatは、ヒートマップを提供しているサービスで、30PV以内と言う制限はありますが、無料で使う事が出来ます。
google analyticsでは、「どのページに問題があるか?」を知るの事は可能ですが、そのページの中で「どこに問題があるか?」を知る事までは出来ません。
2つのアクセス解析ツールを使用して、互いに補完しあえば、より精度の高いアクセス解析が可能となります。
公式サイト「ユーザーヒート」
参考ページ「無料で使えるWEB・アクセス解析ツールの紹介」
各ユーザーの行動履歴を調べる「Mautic」
マーケティングオートメーションは、日本ではまだ歴史が浅いですが、アメリカでは10以上前から登場している概念でして、営業活動の効率化・生産性向上を目的としたツールやプラットフォームを言います。
Mauticは、マーケティングオートメーションツールの中でも、世界で唯一(2016年現在)オープンソースで、オンプレミス型なら、無料で使う事が出来ます。(クラウド版でも制限内で無料で使えます。)
通常のマーケティングオートメーションツールは、使いこなすのが難しく、ハードルが高いツールと言う認識があります。
それは間違いありませんが、個別のユーザーの行動履歴を把握するというツールと考えれば、とても手軽で便利なツールとなります。
「お問い合わせをしたユーザーは、その前にどういうページたのか?」そういった行動履歴を把握できます。
これは、google analyticsでも、ヒートマップでも把握できません。これらのツールを最適に組み合わせる事で、多くの改善が可能となります。
公式サイト「Mautic.com」
参考ページ「マーケティング・オートメーションツールの紹介」
サイトチェックツール
自分のサイトが、Google検索エンジン、SEO対策として、要素ごとにどの程度のスコアかを判断してくれるツールです。
Varvy SEO
自分のホームページがgoogleのSEOガイドラインを満たしているかチェックして、評価してくれるツールです。
この項目で「オレンジ色」「赤色」の場合は、早急に改善をした方が良いかもしれません。
公式サイト「Varvy SEO tool」
被リンク(外部リンク)チェックツール
現在もSEO対策の主要な評価指標として被リンクは残っています。自分のサイトにどれだけの被リンク(外部リンク)があるかをチェックする事で、外部からの評価を把握することが出来ます。
サイトオーソリティをチェックする「Moz Open Site Explorer」
被リンクと共に、サイトオーソリティ、ドメインオーソリティをチェックしてくれます。
オーソリティとは、「権威、威厳」の事で、どれくらい権威のあるサイト(ページ)かを点数で表してくれます。
ひと昔前の、「Google Page Rank」の代わりとして使われています。
なお、このサイトは、1日3回?まで無料で使用できますが、それ以上は、有料となります。
公式サイト「Moz Open Site Explorer」
その他チェックツール
その他、SEO対策などをする上で役に立つツールを紹介します。
Webサイトのスピードを計測する「PageSpeed Insights」
Goolgeが提供しているページスピードチェックツールです。
現在Webサイトのスピード(レスポンス)は、SEO対策をする上で大きな要素となっています。また、SEOだけでなく実際のユーザビリティに大きく影響するので、優先度は高いと言えます。
ただ、このチェックツールのスコアと実際に感じるスピードにはギャップがある様におもいます。
公式サイト「PageSpeed Insights」
モバイル対応かをチェックする「モバイルフレンドリーテスト」
Googleが提供しているツールで、自分のサイトが「モバイルフレンドリー」かどうかをチェックしてくれます。
Goolgleは、2016年に「モバイルファーストインデックス」の導入を正式に公表しており、今やモバイル対応は必須と言う感じです。
自分のサイトがしっかりモバイル対応しているか確認してみてください。
公式サイト「モバイルフレンドリーテスト」
以上「2018おすすめWebマーケティング・SEO対策・アクセス解析補助ツール」のご紹介でした。