こんにちは。Webloco代表兼Webマーケターのヤブです。先日、3月度のMautic MeetUp Nagoyaに参加してきました。
今回MeetUpの内容は、Mauticの最新バージョンの紹介と、皆でMauticを活用する為に、先月作成した「ペルソナ」を基に、「カスタマージャーニー」を作成するシミュレーションを行いました。
その為、Mauticの情報としては、新バージョンの変更点と言う事になります。
新バージョン「Mautic 2.12.2」情報
参考ソースは、GitHubのMauticリリースノートになっています。
なお、リリースノートを見る限り、Mautic2.12.2では、新機能は特になく、既存機能の強化やバグフィックスが中心でした。
ただ、既存機能の強化の中で1つ、私にとって便利になった機能がありましたので、そちらをご紹介します。
【機能強化】Mauticメールに対する返信をタイムラインから閲覧できる
これはどんな機能か?と言いますと、Mauticから指定のコンタクトにメールを送信した場合、そのメールに返信があった場合、タイムラインに表記されるという事です。
実際に、下記の画像で確認してみましょう。
Mauticからコンタクトにメールを送る
コンタクトの中から、メールを送りたいコンタクトを選び「Send email」をクリックします。
メールの文章を作成して、「送信」をクリックします。
コンタクトの履歴を確認する
メールを送ると「カスタムメール」として、メールが送られたことが記録されます。
この時、まだメールを開いていない為、「読まれていない」という状態になっています。
Mauticメールをメーラーで開いてみる
多くのメーラーでは、メールを開くと、Mauticに対して、開いた事を通知します。
上記の画像より、メールを送ってから、4分後にメールを開いたことが分かります。
今までは、メールが読まれたか?読まれていないか?しか、コンタクトのタイムラインでは確認出来ませんでした。
Mauticメールに対してメールを返信してみる
Mauticメールに対して、そのまま「返信」を押して、実際にメールを送ってみます。
上記の様に、「メールの開封履歴」の下に、新たに履歴が追加されたのが分かります。
「開封」「返信」と言ったステータスの様なものが付与されていれば、より分かりやすいのですが、タイムラインから、簡易的なメールのやり取りの情報が分かるのは嬉しい強化です。
キャンペーンで「返信があったら」というトリガーが追加されていた
メールの返信を検知できるのだったら、「返信」をトリガーにして、柔軟にキャンペーンを組めるのになぁ~と思っていたら、すでにキャンペーンの中に組み込まれていました。
「Replies to email」という項目が、「メールに返信があれば」という条件分岐になります。これを使って、コンタクト(見込み客)の行動に合わせて、より最適なアプローチが出来そうです。
以上「3月度Mautic MeetUp Nagoya Mautic 2.12.2新バージョン情報 脆弱性情報」をお伝えしました。