最新バージョン「Mautic3.0系」にアップデートしてみた。


こんにちは。Webloco代表兼Webマーケターのヤブです。

本日、弊社のテスト用Mauticを「Mautic3.0系」にアップグレードしましたのでその様子をお知らせいたします。

 

「Mautic3.0系」にアップグレードする前に実施したこと

・Mautic2.0系の最新バージョン「Mautic2.16.3」にアップグレード

・PHPのバージョンを、「PHP7.2」以降に変更

・CRON JOBのパスの変更

ファイル構造が大きく変わった為、「app/console mautic:segments:update」⇒「bin/console mautic:segments:update」の様に変更が必要だそうです。
詳細は、Mautic公式ドキュメントにを参照

基本的に上記の3つだけです。

最初、PHPのバージョンを「PHP7.2」に上げ忘れて、「PHP7.1」の状態でアップグレードをやろうとしたら、以下のエラー画面が表示され、アップグレードできませんでした。

 

いざ「Mautic3.0系」にアップデート

管理画面の「アップデート」ボタンをクリック

しっかりアップデートの条件を満たしていると、以下の画面が表示されます。

そこから自動的にアップデートのプロセスが走り、問題なければ、数分でアップデートが完了します。

 

「Mautic3.0系」にアップデートした結果

あれ、日本語化されていたのが、英語に戻っている

「設定がデフォルトに戻っているのかな?」と思って、設定を見てみても、しっかり設定されています。

「/app/cache/」の中の「prod」フォルダを削除してみましたが、やはり日本語化出来ず。

これはちょっと、時間が掛かるかもしれません。

それ以外は、ぱっと見では「Mautic2系」と何も変わっていない印象。(これは想定内)

 

「Mautic3.0系」にアップデートのまとめ

とりあえず、現時点では、Mautic3系にアップデートするメリットはなさそうですかね。

今回はテスト環境で行いましたが、お客様に納品した本番環境でアップデートするには、リスクが高そうです。

一応、日本語化されない問題に関しては、「Google翻訳」を使えば、問題なく使えそうですが、それ以外の不具合などは、顕在化していないだけで、まだまだありそうです。

新しい機能が追加されたら、Mautic3系へのアップデートを検討しても良いかもしれません。

 

以上「最新バージョン「Mautic3.0系」にアップデートしてみた。」をご紹介しました。