皆さん、こんにちは。
リアルカスタマージャーニーの管理人兼マーケターの大藪です。
2023年8月24日(木)19:30〜21:00に「インサイトについて学ぼう 消費者ニーズを理解するためのマーケティングリサーチ勉強会」が開催されました。今回はその備忘録をご紹介します。
今回は、セッション形式の勉強会で、Webコンサルティング協会に所属されている戦略デザインラボの梶田さんが約1時間程度、インサイトについてセッションしてくださいました。
セッションの概要(主な見出し)
- インサイトとは?
- インサイトの重要性
- インサイト起点でマーケティングを考えるフレームワーク
特に印象に残った話のご紹介
とても中身の濃いお話でしたが、特に印象に残ったの話をご紹介します。
多くの企業や商品は、性能や機能というセグメントで争っている
「青汁」という商品を例に話をされていましたが、多くの企業や商品は、
やれ「うちの商品は食物繊維が入っている」や「乳酸菌が入っている」「キトサンという成分が入っている」というように、独自の機能性や成分などで、差別化して、なんとか消費者に選んでもらおうという戦略をとっています。
もちろん、この方法も立派な戦略なのですが、この戦略は、同じ商品カテゴリーの中で、勝負する事になる為、なかなかの消耗戦に発展します。
そこで、大切なことは、機能の差別化の1つ上位の概念「独自の課題」「独自のベネフィット」で差別化するという事です。
それにより、現在のカテゴリーを飛び越えて、新たな市場の開拓や、まだ競合の少ないブルーオーシャンを狙っていくという考え方です。
この「独自の課題」を見つけるために、ユーザーのインサイトを調査・把握することが大切となります。
第3回のマーケティングリサーチ勉強では、インサイトの調査にスポットを当てたセッションが聞けるのでとても楽しみです。
以上、「【インサイトについて学ぼう】第2回マーケティングリサーチ勉強会の備忘録」でした。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。