「アイテム管理」は、駐車場、会議室などの「場所や施設」、アウトドアグッズ、備品類(OA機器、AV機器など)などの「物」も含めて、広い意味での「予約対象商品(レンタル商品)」の管理をする画面です。
通常は、サービス開始前と、サービス開始後、取り扱う「予約対象商品」が増えた場合や、既存の「予約商品商品」の料金や情報に変更があった場合に利用します。
アイテム一覧
既に登録されている「アイテム」の一覧が表示されます。
アイテム一覧のサブメニュー
左端の「チェックボックス」に「チェック」を入れ、「削除」をクリックすると、該当の予約データを削除できます。
※既存の「アイテム」の削除は、いろんな個所に影響を及ぼす場合がある為、今後、使わない場合は、「削除」ではなく、「予約公開設定」を「非公開」にする事をおすめします。
編集
アイテムの編集が出来ます。操作方法は、アイテムの登録と同様です。
複製
既存のアイテムを複製して、新規でアイテムの登録が出来ます。操作方法は、アイテムの登録と同様です。
手動受付設定
特定の日付、特定の週だけ、予約受付を不可(臨時休業)にしたいなど、予約受付の可否を、手動で設定できます。
逆に、「自由予約タイプ」の「予約受付日程」を「不定期」にした場合、予約受付を可能にしたい日を手動で「〇」に設定します。

アイテム登録
「アイテム登録」は、取り扱う「予約対象商品」を予約システムに新規作成(登録)する画面です。
「必須」のマークが付いている項目は、必須項目の為、漏れなく入力してください。
公開設定
エンドユーザー側の予約サイトに表示するかしないかの設定です。
一時的に表示させたくない場合は、「非公開」を選択します。
表示順
カテゴリー一覧ページに表示させる順番を制御します。
アイテムコード
アイテムの管理用コードです。他のアイテムと重複しないユニークなコードを設定してください。
アイテム名
「予約対象商品(レンタル商品)」の管理名称です。エンドユーザー側の予約サイトやいろんなページで、この名前が使用されます。
アイテムの分類
「アイテム」に、事前に登録した「分類」を付与する事が出来ます。
アイテムを分類分けしたい場合に設定します。「カテゴリー」や「ジャンル」の様なものととらえると分かり易いです。
「分類」の登録は、「分類管理」画面で行う事が出来ます。
在庫数
アイテムの在庫を設定します。在庫数を超えた予約はできないようになります。
備考
管理者用のメモや覚書の為の欄です。
画像(メイン)
アイテムのメイン画像です。アイテムの顔となる為、目を引く魅力的な画像を設定することをお勧めします。
※事前にメディア登録で、画像をアップロードしておく必要があります。
詳細画像
アイテムの詳細ページで表示される画像です。メイン画像の補助的な情報として設定します。
※事前にメディア登録で、画像をアップロードしておく必要があります。
キャッチフレーズ
アイテムの魅力を端的に説明する文章です。30文字程度が望ましいです。
概要
どんなアイテムかを説明した文章を入力します。200文字~300文字程度が望ましいです。
フリーエリア
アイテムについて、より詳しく説明したい場合に、こちらのエリアに入力します。HTMLが使用できる為、専門知識がある方向けです。
料金(表示用)
エンドユーザー側の予約サイトの「アイテム一覧」や「アイテム詳細」の料金欄に表示する値です。
※ここで設定された値は、料金計算で使用されません。
料金計算タイプ
料金の計算方法のタイプを設定します。以下の3つの料金計算タイプがあります。
- 料金計算しない:どんな予約でも、料金が「0円」になります。
- 一定時間毎に料金を加算:30分で1,000円、1時間で2,000円といった感じで、時間単位で計算する方法です。
- 曜日毎に料金を設定:「平日(月~金)」は、1,000円、「土日」は2,000円といった感じで、曜日単位で計算する方法です。
単位時間料金
料金計算タイプで「一定時間毎に料金を加算」を選択すると、この項目が表示されます。
「一定時間毎に料金を加算」タイプの料金計算の仕様は、最安になる様に、単位料金を組み合わせる計算方式となっています。
料金の計算例
- 料金の計算例1:上記画像の料金設定で、「4月1日:10:00~12:00」利用(レンタル)の場合、1,000×2=2,000となります。
- 料金の計算例2:上記画像の料金設定で、「4月1日:10:00~14:00」利用(レンタル)の場合、2,000+1,000=3,000となります。
- 料金の計算例3:上記画像の料金設定で、「4月1日:10:00~16:00」利用(レンタル)の場合、2,000×2=4,000となります。
曜日毎に料金変更
料金計算タイプで「曜日毎に料金変更」を選択すると、この項目が表示されます。
マーク:クリックすると「適応期間」の項目が表示され「一般設定」で設定した「シーズン」を選択する事ができます。
とても柔軟に料金を設定できますが、仕様を理解していないと、意図した料金にならず、困惑する可能性がある為、以下の仕様やルールをご理解ください。
適応料金の仕様やルール
- 仕様1:設定された料金の上から順番に、条件に一致しているかをチェックする。
- 仕様2:条件に一致しているものが見つかったら、その料金を適応する。
- 仕様3:条件に一致しているものが見つからなかったら、「0」を返す。
間違えやすい設定例(意図しない料金になる)
以下の設定例の場合、「平日」は設定どおり「3,000円」が適応されますが、「土日祝」は、意図に反して「3,000円」が適応されます。
これは、「料金設定1」は、曜日に全てチェックされている為、「土日祝」も適応条件に一致しており、この金額が反映された為です。
- 料金設定1:「料金を適応させる曜日:全てにチェック」、「ラベル:平日料金」、「料金:3,000円」
- 料金設定2:「料金を適応させる曜日:土、日、祝にチェック」、「ラベル:土日料金」、「料金:4,000円」
上記の解決方法
- 解決方法1:「料金設定1」の「料金を適応させる曜日」を「土、日、祝」のチェックを外す
- 解決方法2:「料金設定1」と「料金設定2」の順番を入れ替える
間違えやすい設定例(料金が0になる)
以下の設定例の場合、通常時の「平日」や「ハイシーズン」は、料金が反映されますが、通常時の「土日祝」は、料金が「0」になります。
これは、通常時の「土日祝」の料金設定がされていない為です。
- 料金設定1:「料金を適応させる曜日:土、日、祝にチェック」、「ラベル:ハイシーズン土日料金」、「料金:4,000円」、「適応期間:ハイシーズン※」
- 料金設定2:「料金を適応させる曜日:全てにチェック」、「ラベル:ハイシーズン平日料金」、「料金:3,000円」、「適応期間:ハイシーズン※」
- 料金設定3:「料金を適応させる曜日:月~金にチェック」、「ラベル:平日料金」、「料金:2,000円」
上記の解決方法
- 解決方法1:「料金設定2と3」の間に、「料金を適応させる曜日:土日祝にチェック」、「ラベル:土日料金」、「料金:2,500円」の設定を追加
- 解決方法2:「料金設定3」を「料金を適応させる曜日:全てにチェック」、「ラベル:通常料金」に変更
「予約タイプ」を「自由予約タイプ」か「固定予約タイプ」のどちらを選択するかによって、入力項目が変わります。
- 自由予約タイプ:受付時間内で、自由に開始時間と終了時間を指定できる予約タイプです。
- 固定予約タイプ::事前に10時~12時、14時~18時と枠が決まっている予約タイプです。
自由予約タイプの場合
個別予約設定
一般設定の予約設定を反映するか、このアイテム個別に設定した予約設定を反映するかを設定できます。
個別予約設定
このアイテム個別の予約設定をします。(個別予約設定で「個別に設定する」を選んだ場合に表示されます。)
予約設定の詳細は「一般設定」の「予約設定」をご確認ください。
固定予約タイプの場合
イベントタイプ
アイテムの開催日時が、どのようなルーティンで開催されるかの設定です。
- 繰り返しイベント:毎週決まった日時を繰り返して開催される場合。
- 不定期イベント:不定期に開催される場合。
繰り返しイベント
「曜日」「開始時間」「終了時間」「定員」を設定します。(「定員」を設定しないと、「基本設定」の在庫数が反映されます。)
また、「開閉アイコン」をクリックして、適応期間を設定すると、その期間だけ、開催するという制御も出来ます。
上記の画像は、2024年11月~12月期間は、毎日、「18:00-19:00」に開催+毎週月曜日の「10:00-12:00」と「14:00-16:00」に定期開催する場合の設定例です。
不定期イベント
「日付」「開始時間」「終了時間」「定員」を設定します。(「定員」を設定しないと、「基本設定」の在庫数が反映されます。)