【2019年12月28日更新】
こんにちは。Weblocoワンタイムスクール 代表講師ヤブです。
今回は、私が考える理想のWebマーケターについてお話したいと思います。
これは、私が常に意識している目標でもあり、当スクールの生徒さんにもそうなってもらいたいと考えています。
お客様の売上・利益目標の達成に貢献出来る人材
Weblocoセミナーの使命は、「(Web)マーケターを育成する事」です。
それでは、そのWebマーケターの役割は何でしょうか?
弊社では、「お客様の売上・利益目標の達成に貢献出来る人材」がWebマーケターだと定義しています。要は、売上や利益に対して「結果を出せる」人材が本物のWebマーケターだと思います。
マーケティングは、「売り手」と「買い手」のギャップを埋める
商品やサービスを売る側と、それを買ったり、使う側には、大きなギャップがある場合があります。
このギャップが大きい場合、たいがいビジネスは上手くいきません。(=商品やサービスは売れません。)
マーケティングは、この「売り手」と「買い手」の間に入って、どこにギャップがあるかを見極め、あの手、この手を使ってギャップを埋める行為であり、マーケターは、それを実行する職業だと思います。
優秀なWebマーケターの評価基準
偏った考えかもしれませんが、結果さえ出せれば、優秀なWebマーケターだと思います。世の中には、結果を出せないWebマーケターが沢山いますので。
ただ、優秀なWebマーケターでも、百発百中で結果を出せる人は多分いないと思います。
その為、結果を出す確率を、野球の打率で例えるなら、優秀なWebマーケターほど、打率が高いという事になります。
結果を出す確率(打率)を上げる原則
「結果を出す確率を上げるには?」と言う問いに対して、1つの解をお伝えするとしたら、以下の2つになります。
「成功をする確率を高める事」
「失敗する確率を低める事」
当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、実はこれが大事な要素、考え方だったりします。
プロセス(過程)も結果の次に大事
結果を出すことが最重要なのはもちろんですが、私はそのプロセス(過程)も大事だと思います。
なぜなら、多くの「結果」は、「プロセス」と因果関係があるからです。
プロ野球の野村克也元監督は「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」と言う名言を残しました。
勝ち(成功)には、ラッキー(運)や偶然などの不可解な要素が絡んで、たまたまそうなる事があるかもしれないが、負け(失敗)には、明確な理由があると解釈できます。
プロセス(過程)を大事にすることは、失敗の確率を低める事に繋がります。
優秀なWebマーケターは、成功を高い確率で再現できる
お客様は、「結果だけ」見てくれれば良いと思っています。ただ、Webマーケターは、「結果だけ」を見ていては駄目だと思います。特に優秀なWebマーケターになりたい人は。
前章でも話しましたが、優秀なWebマーケターは、打率の高いWebマーケターです。じゃあ、なぜ高い打率を残せるのでしょうか?
それは、何か施策を実施した時、プロセスと結果との因果関係を分析して、どの施策が上手く行っていて、どの施策が機能していないかを、大方把握できているからです。
それゆえ、再現性も高くなり、成功を高い確率で再現できるようになります。「結果は出たけど何故出たか?」が分からない場合は、同じ再現は出来ません。
優秀なWebマーケターになる為に必要なスキル
高打率を残せる優秀なWebマーケターになる為に必要なスキルを上げるとすれば以下になります。
- マーケット(市場)の理解に努めている
- 必要なマーケティングツールを使いこなせる
- マーケティングに必要な評価指標を使いこなせる
- 評価指標(数字)を使って語れる(説得力をもって語れる)
- 適格な目的設定や、それにともなった戦略立案が出来る
- 効果測定が出来、適格な問題点の発見や改善案を提案出来る
- 顧客視点(ユーザー視点)で、数字や物事を客観的に判断できる
- 実行力・行動力
細かく言うともっとあると思いますが、上記のスキルが必要だと考えます。
【参考記事】
Webマーケターの仕事内容や求められるスキルを解説!未経験からなるには
プログラマカレッジ
スキルを身に付けるには、「豊富な実践」が必要
参考書を読んだり、セミナーやスクールに通って知識を得る事は可能ですが、本当のスキルを身に付けるには、実践「トライアル&エアー」以外ないと思います。
その為、多くの実践を積み、スキルという形で落とし込む事で、多くのお客様から求められる「優秀なWebマーケター」に近づく事が出来ると思っています。
常に「顧客」「ユーザー目線」を心がける事がWebマーケターの第一歩
マーケターは、「売り手」と「買い手」のギャップを埋める役と説明しましたが、別の表現をすると、「売り手」と「買い手」のコミュニケーションを密にする仲人役とも言えます。
その為、まずは、「顧客」「ユーザー目線」を心がける事が優秀なWebマーケターになる為の第一歩だと思います。
それが自然にできるようになれば、Webマーケターとしての心構えはバッチリです。
そして、できる事なら、実際のエンドユーザーやエンドユーザーに近い人の生の声を聴いて、「売り手」と「買い手」のコミュニケーションをもっと盛り上げていく担い手となりましょう。
以上「お客様から求められる為に理想・目標とするWebマーケターとは?その為に必要なスキル。」のご紹介でした。