Google検索エンジンの順位が下がってしまいました。どうしたら良いでしょうか？

2018/02/05

自社のホームページの検索エンジンの順位が下がる事は、多くの人にとって頭が痛い悩みだと思います。

弊社も同じく悩ましい問題です。こんな時どうしたら良いか？というご相談をよく伺いますので、私の考えを述べたいと思います。

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もともと１ページ目（１～１０位）や２ページ目に合ったのに、急に圏外になってしまった場合、Googleが定義するペナルティに、知らず知らず引っかかっているかもしれません。

まず、自社のサイトがペナルティに引っかかっているかどうかを知るには、「Google Search Console」に届いているメールを見る事が手っ取り早いです。

もし、「Google Search Console」に登録していない場合は、一刻も早く登録する事をお勧めします。

メールが届いていれば、自分のホームページがどんなペナルティに引っかかってか分かる為、それを改善して、Googleに申請しましょう。

どれくらいで解除されるか分かりませんが、いずれ解除されるでしょう。ただ、ペナルティを解除されたからと言って、前と同じ順位に戻るかは分かりません。

ペナルティに引っかかっていないのに、１ページ目や２ページ目からいきなり圏外に飛ばされる事はかなりまれだと思います。稀にあるかもしれませんが。

たまに聞くのは、WordPressなどで、設定をいじっていたら、知らないうちに「このサイトをインデックスしない」にチェックをしていて、Googleからインデックスを削除されてしまう事です。もしお客様のサイトで判明したら「冷や汗」物ですが（笑）

この場合、まずはチェックを外して、再度Googleにインデックス申請すれば、登録がされると思います。ただ、この場合も、元の順位に戻るかは分かりません。

この場合、Googleのアルゴリズムのアップデートの度に、相対的に自社のサイトの評価が落ちている可能性があります。それか、他の競合サイトが頑張ってSEO対策をして、その結果、相対的に自社サイトの評価が落ちてしまったかもしれません。

こんな時は、一度競合サイトを分析してみると良いでしょう。また、順位が落ちたのは自分だけなのか、一緒に落ちたサイトは無いかも調査してみましょう。

これにより、順位が上がったサイトと、順位が下がったサイトに共通点が見つかるかもしれません。

検索順位の変動は、日常的に起こっています。その為、ちょっと下がっただけで「あたふた」するのはあまり良くありません。

早まっていろいろ変更して、それが逆に改悪だった場合、事態はより深刻になります。

いつまで待てばいいかは判断が難しいですが、１カ月は待った方が良いかもしれません。とは言え、何もしないのではなく、準備だけはしておいた方が良いでしょう。

少し待っても、順位が上がる様子が無い場合、調査でここが問題だと思った所があれば、仮説を立てて、その問題を改善する事も考えられます。

改善する場合も、「改善後、〇日間は静観する。」「〇日間静観した結果、順位が〇〇になったら、元に戻す。」と言った事も事前に考えておくと良いでしょう。

現在のランディンページのアクセスが落ちてきても、トータルで集客出来れば大きな問題にはなりません。

その為、検索順位が落ちたページの改善と共に、新たな集客の種（シード）をまいておくことで、順位が落ちて、アクセス数が落ちた部分をカバー出来ます。

SEO対策のやり方が間違っていると言う事もあります。その場合、自分達ではなかなか気づけない事もあるので、専門家などの第三者に相談してみると良いでしょう。客観的な意見をもらえるかもしれません。

SEO対策にこうすれば絶対に上がると言う正解はありません。現在のGoogleは、「Rank Brain（ランクブレイン）」というAI（人工知能）が動いていて、サイトの評価に大きく影響しています。

これにより、Googleの中の人でさえ、正確にどうすれば上がると言った答えは持っていないと推測できます。

ホームページへの流入は、必ずしも自然検索だけではありません。いろんな流入経路を模索して、リスク分散をしておけば、順位の変動に、一喜一憂する事も少なくなると思います。

少なくとも弊社は、トップページだけじゃなく、他の下層ページからもユーザーを流入できるようなサイト構造やコンテンツ設計をお勧めしています。

以上「Google検索エンジンの順位が下がってしまいました。どうしたら良いでしょうか？」のご紹介でした。

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