こんにちは。Webloco代表/Webディレクターのヤブです。

今回は、弊社のキャンピングカー・レジャー施設向け予約システム(Leisureve)で対応出来る料金体系とその設定方法をご紹介します。

この記事のターゲット

弊社の予約システム(Leisureve)では、キャンピングカーのレンタル予約管理としてご利用される事が多いですが、キャンピングカーのレンタル事業は、お客様によって、かなり料金体系が変わってきます。

その為、多くのお客様に柔軟に対応出来る様な機能を設けておりますが、その分、設定方法が少し複雑になっています。

それを少しでも理解してもらう為に、「弊社予約システムを導入されたお客様」「現在予約システムの導入を検討されているお客様」に向けてご紹介します。

 

対応出来る料金体系の種類

大きく2つのタイプがあります。

時間貸し

1時間あたり¥3,000や、30分あたり、¥1,000と言った料金体系です。

日をまたがない施設や商材「会議室」などの利用に最適です。

日貸し

1日たり¥10,000と言った料金体系です。

日をまたぐ施設や商材「キャンピングカー」「キッチンカー」「キャンプ場」などの利用に最適です。

 

曜日やシーズン別に料金設定が出来る

観光・レジャーでは、シーズンや曜日によって、繁忙期、閑散期が顕著に表れる為、そこを細かく反映できるような機能を盛り込んでいます。

曜日毎に設定

「月、火、水、木、金、土、日、祝日」と、曜日毎に、細かく料金を設定する事が出来ます。

シーズン毎に設定

「レギュラーシーズン」「ハイシーズン」「ハイシーズン」など、シーズンに分けて、料金を設定する事が出来ます。

また、「曜日毎に設定」と「シーズン毎に設定」を掛け合わせて、「レギュラーシーズンの月曜日」「ハイシーズンの月曜日」で料金を変える事も可能です。

 

曜日毎やシーズン毎の設定方法

STEP0.「シーズンデータの設定」

「ハイシーズン」「トップシーズン」など、シーズン毎に、料金を管理したい場合、「設定」⇒「一般設定」をクリックして、「一般設定画面」の「シーズンデータの設定」で任意のシーズンを設定します。

  • 管理ID:管理用のID。半角英数字(最初の文字は英字)
  • シーズン名:カレンダーに表示される名称。
  • ボーダー(背景)カラー:カレンダーに表示される色。
  • 期間:シーズンの適応期間。「YYYY-MM-DD|YYYY-MM-DD」の形式で入力。複数設定する場合は、改行して入力します。
  • マーク:シーズンデータエリアの開閉
  • マーク:シーズンデータの複製追加
  • マーク:シーズンデータの削除
  • マーク:シーズンデータの新規追加

STEP1.「予約アイテム編集画面」

「予約アイテム管理」⇒「予約アイテム一覧」⇒「任意の予約アイテム」⇒「編集」をクリックして任意の「予約アイテム編集画面」開きます。

STEP2.「期間限定特別料金」の枠を追加

「期間限定特別料金追加」をクリックして、料金設定枠を追加します。

STEP3.「曜日」のチェック

追加された「期間限定特別料金」の「料金を適応させる曜日」の曜日にチェックをします。

※「祝日」を選択した場合、「設定」⇒「一般設定」をクリックして、「一般設定画面」で、「祝日データ」を登録する必要があります。

 

STEP4.「料金情報」の設定

適応させたい料金情報を設定します。

STEP5.「適応期間」の設定

「ハイシーズン」や「トップシーズン」など、自分で設定した特定の期間にのみ適応させたい場合、「適応期間」を選択します。

 

料金の設定例

基本料金設定

予約アイテムの基本料金です。シーズン毎、曜日毎に料金を変える必要がない場合は、「基本料金」の設定だけでも大丈夫です。

また、「期間限定特別料金」の条件に当てはまらない場合は、全て「基本料金」が適応されます。

期間限定特別料金

下記の画像は、「トップシーズン」「ハイシーズンの平日」「ハイシーズンの土日祝」「レギュラーシーズンの土日祝」を4つ設定した例です。

予約システムの仕様では、上から順番に条件判定をしている為、重複する条件があると、順番によっては、正しい料金が適応されない場合があります。

 

時間帯特別料金

「時間帯特別料金」は、「日貸し」のみで適応される料金で、「遅い時間からの利用(貸出)」「早い時間に返却」の場合に適応される金額です。

時間帯特別料金(以降)

指定した時間以降に利用(レンタル)を開始された場合に適応される金額です。

仮に「9時から利用」と「18時から利用」で、1日の利用料金が同じだと、お客様も少し損した気分になるかもしれません。

そんな時に、「時間帯特別料金(以降)」を設定すると、このギャップが少しは緩和されるかもしれません。

時間帯特別料金(以前)

指定した時間以前に利用(レンタル)を終了(返却)した場合に適応される金額です。

仮に「18時に返却」と「10時に返却」で、1日の利用料金が同じだと、お客様も少し損した気分になるかもしれません。

そんな時に、「時間帯特別料金(以前)」を設定すると、このギャップが少しは緩和されるかもしれません。

 

時間帯特別料金の設定方法

STEP1.「予約アイテム設定」

「予約アイテム管理」⇒「予約アイテム一覧」⇒「任意の予約アイテム」⇒「編集」をクリックして任意の「予約アイテム編集画面」開きます。

「基本料金」や「期間限定特別料金」の「時間帯別料金」「時間帯別料金ラベル」「時間帯別料金適応時間」を設定します。

上記画像の設定例の場合

「当日10時~翌日18時」の利用で、「24,800×2=49,600」

「当日19時~翌日18時」の利用で、「12,800+24,800=37,600」

「当日18時~翌日9時」の利用で、「12,800+12,800=25,600」

 

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延長料金

「延長料金」は、「日貸し」のみで適応される料金で、特定の時間以外に、貸出、返却した場合に適応される金額です。

例として、最大受付時間を「8時~22時」、通常受付時間を「10時~20時」として、キャンピングカーやレジャー施設を「9時~21時」利用(レンタル)した場合、2時間が延長料金の対象となります。

「延長料金」は、1時間毎¥2,000、30分毎¥1,000と言った形で設定できます。

 

延長料金の設定方法

STEP1.「一般設定」

「設定」⇒「一般設定」をクリックして、「一般設定画面」を開きます。

「受付時間」と「通常料金時間」をずらして設定します。(「通常料金時間」の範囲外が延長料金となります。)

STEP2.「予約アイテム設定」

「予約アイテム管理」⇒「予約アイテム一覧」⇒「任意の予約アイテム」⇒「編集」をクリックして任意の「予約アイテム編集画面」開きます。

「基本料金」や「期間限定特別料金」の「追加料金(延長料金)」と「計算単位」を任意の値に設定します。

 

割引管理

割引管理の機能を使って、料金を微調整する事が出来ます。対応可能な割引管理は、以下の通りです。

割引の種類

長期割引

一定以上の期間、利用(レンタル)してくれた場合に適応される割引で、期間や割引率(割引額)を柔軟に設定できます。

早期予約割引

早くから予約してくれた場合に適応される割引で、適応される日数や割引率(割引額)を柔軟に設定できます。

会員割引

会員顧客に対して適応される割引で、割引率(割引額)を柔軟に設定できます。

※「会員管理」の有料オプションを付けて頂いた場合のみ

リピート割引

過去に利用(レンタル)してくれた顧客に対して適応される割引で、最後の利用からの期間や割引率(割引額)を柔軟に設定できます。

 

割引の設定方法

正しく割引を適応させるためには、割引条件を正しく設定する必要があります。

以下に、割引条件の設定例を記載します。

5日以上の利用で長期割引10%を適応

比較対象 比較演算子 比較値 割引値 単位
利用日数 >= 5 10 %

5日以上の利用で長期割引10%を適応 +10日以上の利用で長期割引15%を適応

2段階の割引設定です。10日以上は、1段目の割引15%が適応され、5日以上10日未満は、2段目の割引10%が適応されます。

比較対象 比較演算子 比較値 割引値 単位
利用日数 >= 10 15 %
利用日数 >= 5 10 %

予約システムの仕様では、上から順番に条件判定をしている為、1段目と2段目を逆にすると、正しく割引が適応されません。

利用日の60日以上前から予約で割引10%を適応

比較対象 比較演算子 比較値 割引値 単位
利用までの日数 >= 60 10 %

会員顧客に会員割引10%を適応

比較対象 比較演算子 比較値 割引値 単位
ユーザー種別 = member 10 %

90日以内のリピート利用でリピート割引1000円を適応

比較対象 比較演算子 比較値 割引値 単位
直近利用日からの日数(Email) <= 90 1000

 

以上が予約システム(Leisureve)で対応出来る料金体系と設定方法になります。

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