このページでは、同業者の立場で見たときの、満足出来るホームページ制作業者の選び方をご紹介させて頂きます。
こちらでご紹介していることが絶対では無い為、あくまで参考程度にお考えください。
こんなホームページ制作業者は気をつけろ!
電話セールスを行っているホームページ制作業者
電話セールスがあると言う事は、ホームページの仕事を取ってくる営業部隊がある可能性が高いです。
その為、営業にかなりの人件費(コスト)を掛けている可能性があり、必然的にホームページ制作費用が高くなります。
また、電話セールスをしないと仕事が取って来れないと言う解釈も出来、金額と品質のバランスに疑問符が付きます。
制作業者のホームページの品質・デザインが低い(素人っぽい)
ホームページは会社の顔になる為、制作業者のホームページの品質が素人同然のものでしたら、その業者の能力もその程度だと判断出来ます。
仮に、デザイン力や技術力があったとしても、会社の顔となるホームページに力を入れていない段階で、意識に問題があると考えられます。
月額費用で長期契約が必要な制作業者
ホームページ制作費用は、初回に一括して支払う方法と、維持管理費も含めて、毎月支払う方法があります。
特に初期費用¥0のホームページ業者は、一見安く見えますが、月額費用が高額だったり、長期契約(3年~5年)が必要だったりします。
その為、長期的に見たら、ホームページにかなり高い金額を払うことになりかねません。また、一度制作したら必要最低限な事しかしなかったり、対応が遅い業者もあります。
月額費用のシステムを取り入れていても、素晴らしい業者もありますが、最低契約期間を長く取っているところは気をつける必要があります。
また、月額費用タイプの場合、ホームページの所有権が「制作業者」にあるか「お客様」にあるかも確認する必要があります。
電話番号や住所を公開していない
ホームページ制作業者の中には、連絡先としてメールアドレスだけ公開されていて、どこにも電話番号や住所が記載されていない業者を見かけます。
理由は分かりませんが、何かあったときに、連絡が取れなくなったりする恐れがあります。
電話での対応をしてくれない
メールはとても便利なツールな為、打ち合わせなどでよく利用しますが、メールでは伝わらない細かい部分を伝えたいときは、電話や直接会ってお話するのが一番です。
ただ、電話や直接会ってお話しするのは、時間が取られる(コストが掛かる)為、格安でホームページを制作する業者は、電話での打ち合わせを行わないところがあります。
それによって、お客様と制作業者との間にズレが生じて、完成したホームページを見たとき、イメージと違うという事が起きやすいです。
メールでのレスポンスがあきらかに遅い
休業日のメールや、休日を挟んでしまう場合、返信が遅くなるのは仕方ありませんが、営業時間内にメールを送っても、返信が2、3日後というのはあきらかに遅いです。
しかもそれが頻繁に起こる場合、仮にホームページ制作を依頼しても、製作中や納品後のアフターフォロー、その後の対応も遅い可能性があります。
こんなホームページ制作業者はおススメ!
上記の項目が無いホームページ制作業者
上記に上げた「こんなホームページ業者は気をつけたほうがいい」の項目に当てはまっていなければ、依頼を検討しても良いと思います。
検索エンジンで、その業者のホームページが上位表示されている
主要なキーワードで、検索エンジンに上位表示されている場合、そのホームページ制作業者は、SEO対策のノウハウがある可能性が高いです。(上位表示と言っても、広告エリアではありません。)
また、SEOで上位表示を獲得しているホームページ業者は、リスティング広告など、広告費を掛けなくても、多くのお客様から依頼が舞い込んでくる為、その分制作費を安く抑えている所が多いです。
お見積もり書に、詳細まで表示してくれる
お見積もり書の明細を、こと細かく明示してくれ、その質問にも快く答えてくれるホームページ制作業者は信頼出来る可能性が高いです。
お見積書には、その業界の専門用語が書かれていて、素人には何の事かわからない内容もあります。難しい言葉で記載する事で、作業内容は簡単でも、大変な作業の様に思わせて、高い金額を出すところもあります。
また、「○○作業一式」の様に、まとめて記載されていると、その中の一部に無駄な作業が入っていても見えません。
見易く、知りたい情報が探し易い自社サイトを持っている
自社サイトの品質は、そのホームページ業者の品質を表します。(自社のサイトを外注しているホームページ制作業者もありますので絶対ではありませんが)
その為、そのホームページがとても見易く、知りたい情報も迷わず探せるサイトなら、ユーザー視点の見易く使いやすいホームページ作りのノウハウを持っている業者と判断することが出来ます。
無駄なフラッシュや装飾が無く、デザインに凝りすぎていない自社サイトを持っている
制作業者のホームページを観察していると、とても斬新なデザインや、凝ったデザインのホームページを見かける事があります。デザインで勝負したい業者だとは思うのですが、フラッシュを沢山使ってあり、とても見難く、レスポンスが遅い時もあります。
確かに、デザインが良いホームページは、魅力的ではありますが、使い易さ、見易さとは比例しません。一部の業界のホームページを除き、凝り過ぎたデザインは逆効果だと思っています。
また、フラッシュを作るのに1本数万円するなど、「それって本当に効果があるの?」と思うことにも沢山お金が掛かり、結果的にものすごい高価なホームページになります。
「ホームページは誰の為か?」と言う事が理解出来ている業者は、凝ったデザインよりもユーザビリティ(お客様にとっての見易さ、使い易さ)を重要視したデザインにしています。
それなりの規模の会社になると、営業マンなどお客様の対応をする人と、ホームページを製作する人と、分業している会社もあります。
社内の意思疎通がしっかり出来ていたり、制作担当者自ら、お客様の意見や要望をヒアリングしたりしていれば良いのですが、それが出来ていないと、お客様と製作者との間にギャップが出来、要望がしっかり反映されていないホームページになる可能性が高くなります。
仮に要望どおり完成したとしても、予定よりも時間が掛かってしまう場合があります。その為、お客様の窓口と実際に制作する担当者が同一人物の方が、よりスムーズ且つ、要望に近いホームページの制作が可能になります。
以上がホームページ制作業者を選ぶ判断項目になります。
この判断項目が、お客様がホームページ制作業者を選ぶ際のお役に立てればと思っております。