同業者が語るホームページ制作費用の裏側。会社によって大きく費用が違う理由

 

ホームページ制作費用って、会社によってなんでこんなに違うの?

ホームページの制作を依頼する際、多くの方は、いろんな制作会社に見積を依頼する、いわゆる相見積もりをしていると思います。

そして、いろんな会社から提示される見積金額を見て、金額の違いに驚きや疑問を感じた方は多いのではないのでしょうか?

そんな疑問に対して、同業者の立場で、ホームページ制作に掛かる費用がどのように算出されているか?その裏側をお話ししたいと思います。

今回ご紹介する内容は、弊社および、同業者との話などを元にしており、全ての制作会社がここで紹介する仕組みではない事を始めにお断ります。

 

理由1.会社の組織、規模による維持費の違い

会社の規模や体制によって、抱えている従業員の数に違いがあります。

また、営業部隊を自前で持っている会社や、営業部隊を持っていない会社もいます。その他、全ての作業を内製化している会社や、一部の作業を外注している会社もいます。

規模の大きな会社は、抱えている従業員の給料を安定して払わなければいけない為、会社を存続させる為の維持費も高く、粗利を多めにとる事もあります。

営業部隊を持っている会社は、仮に同じホームページを作ったとしても、制作に掛かるコスト以外に、営業マンに支払うコストも上乗せされる為、必然的に高くなります。

 

理由2.制作単価(人材の単価)による違い

「理由1」では、会社の規模、従業員の人数による違いですが、「理由2」では、人材の単価による違いです。

一流の制作会社は、(一流の定義にもよりますが)多くの優秀な人材を抱えています。より高度な事が出来て、需要のある人材は、当然、人件費=支払われる給料も高くなります。

それが、制作単価の押し上げに繋がり、最終的な制作費用の違いを生みます。ただ、優秀な人材は、生産性も高く、管理能力も優れていますので、単純に費用が上がるという事に繋がらない場合もあります。

 

理由3.営業・販促コストによる違い

「理由1」の営業部隊がいる会社ともかぶりますが、自社のホームページ制作を売り込むために掛けている、営業・販促コストは、当然ながら、ホームページ制作費用に上乗せされています。

もちろん、見積書には、「当社営業・販促コスト」といった項目で記載される事はありません。

営業部隊を所持していない会社でも、大々的に有料広告を出稿していたりすると、その販促コストは、最終的にホームページ制作費用に上乗せされています。

 

理由4.会社の利益(粗利)の割合による違い

「理由1~3」は、制作会社にとっては必要経費です。依頼する側からしたら、「営業・販促コストなど、こちらには関係ない」と思うかもしれません。その気持ちは分かります。

そして、会社は利益を上げなければ行けない組織です。その為、必要経費に「+粗利(利益)」を載せる形になります。

粗利をどれだけとるかも会社や社長の方針によってさまざまです。薄利多売で良いと思っていれば、10%くらいかもしれません。ある程度利益を取りたいと思っていれば、30%の粗利を載せるかもしれません。

 

理由5.解釈によりホームページの完成形が違う

「理由1~4」は、仮にまったく同じホームページを依頼したとしても、制作会社によって金額がちがってきてしまう理由ですが、「理由5」は、担当者の解釈の違いによるホームページの完成形が違ってきてしまう事です。

言ってしまえば、これは当然の事です。担当者により、物事の解釈はさまざまですので。

この違いは、依頼者側の要望が明確でないほど、曖昧なほど、開きが出てきます。その為、見積もりを依頼するにしても、事前に社内で議論して、ある程度しっかりとした「RFP(提案依頼書)」を作成するで、担当者による解釈の違いは少なくなります。

 

会社によって大きく費用が違う理由のまとめ

会社の経営をされている方は、今回ご紹介した理由に関しては、ある程度ご納得、理解いただけるかと思います。

ただ、同じホームページを作ってもらえるなら、出来るだけ安い方が良いですよね。その為には、制作会社の内部事情を知る必要がありますが、なかなか知るすべがないので、最終的には、値段が安い会社、担当者の印象や直感で選んでしまうのが現状かと思います。

 

以上「同業者が語るホームページ制作費用の裏側。会社によって大きく費用が違う理由」のご紹介でした。