ホームページをリリース後、1年以上も経過しているのにまったく反応がない。

これは、とても由々しき問題かと思います。特に、何十万もお金を掛けて制作したホームページならなおさらだと思います。

この時、多くは、ホームページに問題がある事を疑うでしょう。それは、正しいかもしれませんが、本当にホームページ”だけ”に原因があるかは、立ち止まって考える必要があります。

 

ホームページでは、会社や商品を「本来の価値以上」には表現できない

とても素晴らしいホームページを作って、「売上が伸びたり」「宿の予約が増えた」という事は沢山あると思います。

これは、もともと認知されていなかった商品やサービスが、それを欲しているユーザーにリーチ(届いた)という事と、本来、過小評価されていたものが、良質なホームページにより、適切に評価された結果といえます。

これらは、ホームページが、商品やサービスを、必要以上に誇張した訳ではなく、今まで伝えられていなかったことを、正しく伝えた事により生まれた価値です。

 

ホームページで本来の価値以上に表現するとどうなるか?

ホームページでいい事ばかり伝えたり、あたかも本当であるかの様に効果を唄ったりして、本来の商品以上の価値を表現した場合、一時的に商品やサービスが売れる事もあるかもしれません。

ただそれをすると、顧客から信用を失い、長期的な売上を減らす事に繋がります。

これは負のスパイラルに陥る原因にもなります。

 

自社の商品やサービスは、本当に求められているか?

ホームページは、商品やサービスをユーザーに伝える手段である為、元となる商品やサービスに魅力がなければ、当然ながらホームページで掲載される商品やサービスの魅力もユーザーに伝わらないでしょう。

その為、ホームページで結果が出ていない時に、ホームページにだけ原因を押し付けるのではなく、自社の商品やサービスに問題がないかも疑うべきだと思います。

  • その商品の価格は適正化?
  • その商品の品質は、ユーザーの求める品質か?
  • その商品は、競合他社と比べて1つでも優れている部分はあるか?

上記の様な事を自問自答してみてください。

 

成果が出ない原因のまとめ

ホームページは、会社の商品やサービス、ビジネスモデルと密接に関わっています。

ホームページで継続的に成果を出すためには、良い商品やサービスがあり、それを長期的に安定供給する為のビジネスモデルがあり、それらの良さを、正しく分かりやすく伝える事が出来るホームページが必要です。

そして、成果が出ない時は、ホームページの改善だけでなく、商品やサービスも一緒に改善してく事が必要となります。

 

以上「購入やお問い合わせが無いのは、本当にホームページが原因ですか?」のご紹介でした。

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