ある「商品名」のキーワードでSEO対策をしても一向に上位表示されません。

お問合せ頂いた時の背景

ECサイトを運営されている会社様よりこの様なご相談を承りました。

そのお客様は、あるソフトウェアをメインにしたネット通販をされており、「商品名」単体での上位表示を望まれておったのですが、なかなか上位表示が出来ていない事に悩まれていました。

それに対しての弊社のご回答になります。

 

弊社からのお問い合わせに対する回答・ご提案

上位表示を狙うキーワードに関して

まず、結論ですが、「商品名」単体で貴社ECサイトを上位表示する事は、限りなく難易度が高いと思ってください。

理由は沢山ありますが、1つは競合がとても沢山いるという事。

そして、一番大きな理由は、最近のgoogleはユーザーの検索意図を考慮します。

 

ユーザーの検索意図とは

検索意図とは、そのキーワードで検索するユーザーは、どんな意図をもって検索するか?という考え方です。

最近のgoogleは、ユーザーが「商品名」という単一キーワードで検索する場合、商品を購入するという意図よりは、情報収集の為に使うという意図を汲み取っています。

その為、ECサイトよりも、その商品の網羅的な情報があるサイト、その商品において、権威のあるサイト(公式サイト)が上位表示されます。

この中で、ECサイトが割り込むことはほぼ不可能です。

その為、「商品名」単体のキーワードでの上位表示は狙わないで下さい。あまり意味がありません。もしくは、費用対効果が合いません。

 

googleが検索キーワードの検索意図をどう解釈しているか

googleのシークレットモードで「商品名」で検索してみてください。

上位に表示されるサイトをチェックして、どんなサイトが上位表示されているかチェックすると、googleの検索意図(ユーザーの検索意図をgoogleがどの様にくみ取っているか)を読み取れます。

その中に、ECサイトが1つもなければ、ECサイトでの上位表示はかなり難しいと判断するべきです。

 

ユーザーの立場になって考えてみる

「商品名」と言う単一のキーワードで検索してくる人は、

「そもそもその商品って何?」

「その商品ってどんなソフト」

「その商品はどこが作っているの?」

それ以外にも、いろんなニーズがあるでしょう。

 

要は、このキーワードで検索してくる人は、まだ「商品」という物に関して、「これっ」といった明確な情報を欲していない人です。

そして、このユーザーのニーズを満たすサイトは、その商品の公式サイトであったり「Wikipedia」であったり、その商品の概要が網羅的に記載されているページです。

そう考えると、ECサイトが上位表示する事が難しいのがお分かりだと思います。

 

上位表示を狙うキーワードを練り直す

「商品名」単体での上位表示は捨てて、他のキーワードの組み合わせでの上位表示を考える事が大事です。

その商品を購入する人は、どんなキーワードの組み合わせを使うだろうかと想像してみてください。恐らく下記の様なキーワードだと思います。
「商品名 販売」
「商品名 価格」
「商品名 購入」
「商品名 体験版」
「商品名 ダウンロード」

これらのキーワードで上位表示も、そんなに簡単ではありませんが、まだ望みはあります。

さらに、もっとニーズを絞り込んだ複合キーワードがどんなものかも考えてみると良いと思います。

 

ECサイトの上位表示の目的を考える

多くのお客様が上位表示を目指す理由は、それにより、ホームページへのアクセスが増える事を狙ってだと思います。

確かにそれは間違っていませんが、アクセスを増やす方法は、そのページ自体を上位表示させるだけとは限りません。

あるキーワードでの上位表示にこだわらない

例えば、その商品のオウンドメディア(ビジネスブログ)を立ち上げ、その商品を使っている人の困りごと、悩みを解決してあげる記事を書いてあげる。もしくは、その商品を使った用途の提案など。

そして、その記事から、ECサイトの商品ページへ誘導するという方法です。

これにより、ECサイトへのアクセスは増えます。

もちろんその前に、メディアサイトのアクセスも増やす必要があります。

ただ、現在のGoogleは、ユーザーにとって価値のあるサイトを上位表示させる為、ユーザーにとって、役に立つコンテンツを数多く作成すれば、商品情報しか記載のないECサイトよりも上位表示する可能性は高いです。

上位表示にとらわれず、本当の目的は、売り上げアップ、集客アップのはずなので、いろんなアプローチを試してみる事をお勧めします。

以上「あるキーワードでSEO対策をしても一向に上位表示されません。」をご紹介しました。