お客様より、ホームページのアドレスを「wwwあり」か「wwwなし」に統一する場合、どちらが良いですか?という質問を頂きましたので、ご回答致します。

 

URLをwwwありかwwwなしに統一する理由

まず、そもそも「wwwあり」と「wwwなし」に統一する理由から簡単にお話ししますと、wwwありと無しでは、検索エンジンでは違うアドレスと認識されるからです。

お客様の中には、「wwwありとなし、どちらのURLでアクセスしても、同じページが表示されるじゃないか」と仰るかもしれませんが、逆にそれが問題となるのです。

googleは、違うアドレスなのに、同じ内容のページが複数あるとみなし、重複ページ(重複コンテンツ)として認識されることになります。

それにより、ページの価値が分散したり、ページの価値が下がったり、ペナルティを受けたりします。(wwwあり、なしの統一がされていないだけで、ペナルティを受けたという事は、聞いたことはないですが)

一番の弊害はページの価値が分散する事による、機会損失ではないかと思っています。

 

wwwありとwwwなしはどちらが良いか?

まず、結論から言いますと、私はどちらでも良いと思っています。

よく、SEO対策の観点で議論がなされていますが、SEOに関して権威のある下記サイトでも「どちらでもよい」と言う結論になっています。

wwwあり/wwwなし、どちらを使用するか?

上記の著者は、「www」あり派だといっていますが、私は「www」なし派です。

弊社のBLOGやホームページでも、「www」なしで統一しています。

 

常時SSL化の「https」「http」も同様に統一する必要があり

ここ最近では、常時SSL化/TLS化が浸透してきており、今まで「http://」のアドレスが、すべて「https://」のページになっているサイトも多くなってきています。

その時に、見落とされがちなのは、「http://」を、すべて「https://」に統一する事です。

これも、「wwwあり・なし」と同じように違うURLとなります。

その為、301リダイレクトなどで、恒久的に、「https://」へリダイレクトして上げる必要があります。

 

htaccessで、301リダイレクトをする例

301リダイレクトをする場合、WordPressのプラグインを使って実施する事ができますが、分かる方は、htaccessに下記の内容を記述して、ルートディレクトリにアップロードする方が良いかも知れません。

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

 

将来的には、統一する必要があるかどうか?

googleの検索エンジンも日に日に賢くなっています。

その為、「wwwあり、なし」に関しては、意図的に統一させなくても、勝手に合算してくれたりしてくれるようになるかも知れません。(もしくは、もうなっているかも)

とりあえず、結論として、「好きな方」に統一すればよいという事になります。

 

以上「ホームページのURLでwwwありとwwwなしはどちらが良いですか?」の回答でした。

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