ホームページをリリースしてから、一番多い悩みが、ホームページにアクセスが無い、または少ないと言う事ではないでしょうか?
そして、次に多い悩みとしては、アクセスはそこそこあるのに、なぜかコンバージョン(お問い合わせや資料請求)や売上に繋がらないという事だと思います。
この悩みに関して、弊社の今までの経験を踏まえて回答したいと思います。
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ランディングページの直帰率が高い(悪い)
ここで言うランディングページとは、ユーザーが初めてホームページに訪問するページの事です。セールストーク満載の縦長のページもランディングページと呼ばれますが、ここではその事ではありません。
ホームページにせっかくアクセスがあっても、1ページを見て離脱、もしくは1ページ目のファーストビュー(一目見て)で、離脱という状態になっているかもしれません。
これはとても勿体無い事なので、アクセス数が多いランディングページ上位10ぺージの中で、直帰率が高いページを改善する事をお勧めします。
ユーザーがどこに行けばよいか?何をすればよいか迷っていないか?
自社サイトの事を一番よく知っているのは、基本社内の人間や制作者です。それゆえ、初めて訪れるユーザーと感覚と同じように自社サイトを見ることは不可能です。それが、多くの気づきを阻害する原因になります。
自社サイトに慣れている人間は、当然、ある情報を見たければ、そのページに最短でアクセスするでしょうし、迷う事もありません。
ただ、初めて訪れるユーザーは、自分の知りたい情報がどこにあるかも分からないですし、どうしたら良いかも分かりません。お問い合わせをしたくても、お問い合わせボタンが見つからず離脱するユーザーもいるかもしれません。
ユーザーテストなどを実施して、CTAボタン(行動を促すボタン)の色や配置、大きさや、ページの導線設計などを見直すと改善されるかもしれません。
ユーザーは、ホームページ内のどのページに最初に降り立つか分からない為、どのページに降り立っても、優しくエスコートして上げる事が大事です。
エントリーフォームでいろんな情報を求めすぎていないか?
エントリーフォームとは、お問い合わせフォームなどの入力フォームの事を言います。
現在、多くのユーザーが個人情報の提供に過敏になっています。また、出来るだけ面倒な事はしたくないと思っています。
そんな中、必要かどうかも分からない情報の入力を求めたり、アンケートの協力を求めると、多くのユーザーは、面倒くさいと思い、入力を途中でやめて、離脱してしまいます。
特に、スマートフォンの場合は、PCよりも入力作業に向いていません。スマートフォンのユーザーでも手間なく入力できるような配慮が必要です。
集客しているユーザーは、本当にお客さんになってくれるユーザーか?
オウンドメディアで集客しているサイトによくある事ですが、なかなかコンバージョン(お問い合わせや購入と言ったホームページのゴールの達成の事)に繋がらない理由の多くは、「集客しているユーザー」を間違えている事だと思います。
弊社も、集客する為に、オウンドメディア(自社のビジネスブログ)を運用する事をお勧めします。ただ、何の戦略なしにブログを運用していても、集客には成功したが、売上に繋がらないという失敗事例になる恐れがあります。
オウンドメディアを運用する時は、誰をターゲットにして、ターゲットにどんな事を伝え、どんな感情を頂いてもらいたいか、どんな行動を取ってもらいたいかという事を、しっかり考えて運用する必要があります。
最後は、あなたの商品やサービスに問題があります。
購入やお問い合わせが無いのは、本当にホームページが原因ですか?の記事でも紹介しておりますが、どんなに素晴らしいホームページを作っても、肝心の商品やサービスに魅力がなければ、やはりお問い合わせや商品の購入には至らないでしょう。
自分自身の事はなかなか客観的に判断できない為、これらの事は第3者(ターゲット)にヒアリングしてみて、意見をもらうのが一番良いと思います。
お問い合わせや売上が上がらないのまとめ
ホームページで成果を上げる為には、まずホームページを見に来てもらう必要があります。
今回のお悩みでは、第一関門はクリアしていますが、まだまだ改善しなければいけない事が沢山あります。
何処を改善しなければいけないかは、google analyticsなどのアクセス解析を使って、自社サイトの何処で多くの水漏れ(離脱)が発生しているかを見つけなければなりません。
そして、その水漏れを防ぐ対策を、しくしくと実行して行く形になります。
集客するユーザーを間違えてしまった場合
このパターンの場合、ホームページにアクセスがあったとしても、1から正しいターゲットを集客する部分からになるので、集客出来ていないサイトと大きな違いは無い様に思います。
現在集客出来ているユーザーを顧客にする方法を考えたり、他に再利用する良いアイデアがあれば別ですが。
以上「ホームページにアクセスはあるのですが、お問い合わせや売上が上がりません」のご紹介でした。
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