今回は、「記事をより多くの人に読んでもらう為の対策・第2弾」と称して、ユーザビリティを考慮した内部リンクをテーマにお送りします。
この対策により、ユーザーのサイト回遊率が高くなり、結果として、多くの記事を読んでもらう事に繋がります。
なお、第一弾は「あなたの記事をより多くの人に読んでもらう為に5つの基本対策」をご覧ください。
1.パンくずリンク(リスト)の設置
パンくずリンクは、「HOME>カテゴリー>単一ページ」の様に、自分の見ているページが、ホームページ内のどこの階層のページかを、視覚的に伝える為のリストです。
パンくずと言う名前の由来
「パンくず」の名前の由来は、森の中で迷わない様に、ぱんの切れ端(パンくず)を定期的に置いて、帰り道の目印にした事に起因しています。
ページ数が多い大規模なサイトや階層の深いサイトは、初めてのユーザーからすると、自分が今どこを見ているか分からなくなる事があるので、ユーザービリティを考えると、パンくずリンクは必須の対策だと思います。
また、自分の現在地が分かるだけでなく、今いるページから、1つ上の階層、別の階層にダイレクトでアクセス出来る事で、回遊率を上げる効果もあります。
現在は、多くのテーマで標準機能になっていますが、もし使用しているテーマにパンくずリンクが表示されない場合、プラグイン「Breadcrumb NavXT」を使う事で、簡単にパンくずリンクを表示してくれます。
プラグイン「Breadcrumb NavXT」の詳細は、下記のサイトが参考になります。
2.見出し別ページ内リンク
お役立ち系サイトではよく見ますが、ページの上部に、見出しが一覧で表示され、リンクをクリックすると、その見出しのコンテンツまで飛ぶ機能です。(当ブログも使用しています。)
これがあれば、ユーザーは冒頭で、ざっくりコンテンツの概要がつかめますし、興味のある見出しを見つけたら、そこをピンポイント見る事が出来ます。
ユーザビリティの向上は、ユーザーのストレス軽減に繋がり、離脱率の低下にも関係していきます。
手作業で、ページ内リンクを作成するのは面倒なので、プラグイン「Table of Contents Plus」を使う事をお勧めします。
プラグイン「Table of Contents Plus」の詳細は下記サイトが参考になります。
3.関連する記事の表示
これも多くのブログなどで見かけますね。個別記事のフッターエリアに、「この記事の関連記事」「この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます」と言った感じで、ユーザーに他の記事をレコメンドしています。
これも、ユーザーのサイト回遊率を高め、ページビューを高める為に有効な対策です。テーマのデフォルト機能に含まれている場合もありますが、プラグイン「Yet Another Related Posts Plugin」を使う事で、ある程度簡単に表示する事が出来ます。
プラグイン「Yet Another Related Posts Plugin」の詳細は、下記サイトが参考になります。
4.人気の記事、ランキングの表示
日本人と言うのは、周りに流されやすい国民性で、「人気No1」とか言われると、とりあえず見てみようかなと思う人は多いのでは。
そんな日本人の心を揺さぶるのが、人気記事、閲覧ランキングの表示です。これも使用しているテーマには、オリジナルのウィジェットとして用意されている場合もありますが、プラグイン「WordPress Popular Post」を使う事で、簡単にサイドバーなど、ウィジェットエリアに表示できます。
プラグイン「WordPress Popular Post」の詳細は、下記のサイトが参考になります。
5.カテゴリーリンク、タグクラウドの表示
多くのユーザーは、検索エンジンやSNSからホームページの末端のページに直接訪問します。その為、今時分が見ている記事と同じジャンル(カテゴリー)の中から、興味のある記事を探したいというニーズはそこそこあります。
その為、サイドバーやグローバルナビゲーションに、カテゴリー一覧やタグクラウドを表示するだけでなく、単一記事内のヘッダーやフッターにも、その記事が属しているカテゴリーやタグを表示させる事で、サイトの回遊率が高まる可能性があります。
ただ、単一記事内に、カテゴリーリストやタグクラウドを表示するかどうかは、使用しているテーマの仕様にもよるかと思います。
以上「あなたの記事をより多くの人に読んでもらう為の5つの内部リンク対策」をお送りしました。