ホームページ制作を依頼するお客様は、ホームページ全般の知識(リテラシー)が無いから、お金を払って制作会社に依頼をする事が多いと思います。
その為、制作会社の担当者は、ホームページ全般の知識(リテラシー)が無いという前提で、対応する事が多いと思います。
ただ、制作を依頼する側も、ある程度知っておくと、いろんな事が潤滑に進み、トラブル減り、お互いハッピーになる可能性が高くなります。
Contents
会社による制作費用の違いを理解する
ホームページの制作を依頼する際、多くの方は、いろんな制作会社に見積を依頼すると思います。
そして、いろんな会社から提示される見積金額を見て、金額の違いに驚きや疑問を感じた方は多いのではないのでしょうか?
その理由を理解するだけでも、タメになると思います。
詳しくは「会社によって大きく費用が違う理由」をご覧ください。
ホームページの制作費用の内訳を把握する
初めてホームページ制作を検討したお客様が、制作会社から提示された見積書の金額を見て、「高い」と思う方は多いのではないでしょうか?
中には、ぼったくりの様な悪徳会社もありますが、そうじゃなくても、それなりの金額にはなってしまいます。その仕組みを理解するだけでも、タメになると思います。
詳しくは「ホームページ制作費用ってなんでこんなに高いの?」をご覧ください。
直ぐに結果が出る事は期待しない
多くの人はすぐに目に見える結果を求めます。それは自然な事ですが、ホームページでは、そんなにすぐ結果が出る事はありません。
半年、1年といったスパンでゆっくり育てていく余裕が大切です。
あれもこれもやりたい欲を捨てる
「あれもやりたい」「これもやりたい」と多くの要望をお持ちのお客様も少なからずいらっしゃいます。
ただ、全ての要望を詰め込むと、かなりの費用が掛かる事になります。また、仮に制作したとして、ある程度時間が経つと、「そう言えばこの機能作ったはいいけど、全然使ってないね」という事が発生します。
やりたい事が沢山ある場合は、フェーズを2か3つに分けて、少しずつバージョンアップしていった方が、リスクは少ないと思います。
ホームページで最も大切なのはコンテンツ
現在のホームページで最も大切なのはコンテンツです。
コンテンツは中身の事ですが、ホームページで言うと、文章、写真、動画がメインになります。
コンテンツの作成は、とても手間と時間、労力がかかる作業ですが、手を抜かずしっかり作成する事をお勧めします。
ユーザーは、知りたい情報、コンテンツを求めホームページを訪れる事を忘れないでください。
オシャレなデザインをユーザーは求めていない
デザインにこだわられるお客様は多くいます。オシャレなホームページは、周りにも自慢出来ますし、見ていて気持ちいいですから。
ただ、実際のユーザーはと言うと、オシャレなデザインは求めていません。ユーザーが求めているのは、見やすくて使い易いデザインです。
デザインを大きく左右するのは写真のクオリティ
オシャレなデザインでなくても良いと言いましたが、悪い印象を与えるチープなデザインでは会社の印象にも響きます。
ただ、このデザインを左右するのは、写真のクオリティだったりします。
例えどんなにオシャレな装飾を施しても、そのページにあてはめる写真のクオリティが低ければ、一瞬でクオリティが落ちてしまいます。その逆もありえます。
予算が出れば、プロのカメラマンに依頼しても良いですし、写真の事を勉強して、写真のクオリティを上げましょう。
今のトレンド「常時SSL化」はやっておく事が無難
常時SSL化とは、ホームページ全体を暗号化通信する為の仕組みで、個人情報を入力するフォームページ以外のすべてのページもSSL化される事です。
googleも、2014年頃に、SEO対策でもSSL化を支援する事を公式に発表しており、現在、上位表示の多くがSSL化されたサイトとなっております。
後からSSL化出来なくは無いですが、最初にやっておく事がベターだと思います。
制作会社が出来るSEO対策は少ない
ひと昔前に流行った、外部リンクを買ってリンクを貼ったり、キーワードを調整すると言った事は現在効果がほとんどありません。
現在は、ユーザーにとって価値のあるサイトが検索エンジンに評価され、結果として上位に表示されます。
要は、多くのユーザーが求めている良質なコンテンツが沢山あるホームページが評価される時代です。
良質なコンテンツを作る事が出来るのは、制作会社ではなく、社内の人間である事が多いです。
心得ておくとタメになる話のまとめ
特に専門的な事まで知らなくても良いですが、業界のざっくりとした事情や情報などを心得ているだけも、いろいろタメになると思います。
この業界はとても流れが早いので、今まで当たり前と思っていたことが当たり前でなくなります。
数年後には、業界の常識が変わっているかもしれません。
以上「ホームページ制作の依頼する時に心得ておくとタメになる話」のご紹介でした。
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