ワードプレスを使って自身のブログや会社のオウンドメディアを運営している方は多いはず。
今回は、ワードプレスの機能を活かして、出来るだけ多くの人に読んでもらえる為の基本対策を紹介します。
Contents
始めに.多くの人に読んでもらう為の大前提
これからいくつかのテクニックをご紹介をしますが、その前に最も大事な事をお話しします。
それは、肝心の読んでもらう記事(コンテンツ)が魅力的でない場合、いまからご紹介するテクニックをいくら実践しても、あまり意味が無いと言う事です。
ユーザーにとって価値のある記事(コンテンツ)があるから、SNSでシェアされたり、google(検索エンジン)からも評価されるという事を念頭に読んでいただければと思います。
1.パーマリンクの設定
パーマリンクとは、投稿ページや固定ページのURL(アドレス)の構造・規則の設定です。
私がアドレスを決める時に意識している事は、以下の3つです。
アドレスが短い(シンプルである)事
アドレスから何のページかが分かること
日本語ではない事
パーマリンク設定「基本」の場合
「基本」は、「アドレス/p?=123」と言うURLになります。
アドレスが最も短くなりますが、URLから、何の記事かが推測できない(分かりにくい)と言う欠点があります。
パーマリンク設定「日付と投稿名」の場合
「基本」は、「アドレス/year/month/day/sample-post/」と言うURLになります。
アドレスが最も長くなりますが、URLに記事の情報が記されている為、何のページであるかはとても分かりやすい構造になっています。
パーマリンク設定「投稿名」の場合
「投稿名」は、「アドレス/sample-post/」と言うURLになります。
「日付+投稿名」に比べて、アドレスも短く、URLから何の記事か推測できる為、とても良いパーマリンク構造かと思います。
パーマリンクの設定「カテゴリー+投稿名」の場合
デフォルト設定には無く、カスタム構造で、「/%category%/%postname%/」と設定する事で、「アドレス/category/sample-post/」と言うURLになります。
パーマリンク設定「投稿名」だけに比べると、若干URLが長くなりますが、とても分かりやすい構造のパーマリンクかと思います。
ただ、この構造の場合、大きなデメリットがあります。それは、カテゴリーを変更してしまうと、URLが変わってしまって、SEOの効果がリセットされてしまったり、SNSの「いいね数」などもリセットされてしまいます。
ただ、カテゴリーを変更しない事を前提にすると、私はこちらの方が良いかと思います。そうでなければ、「投稿名」だけのパーマリングがお勧めです。
日本語のパーマリンクの場合
最後に、パーマリンクに日本語が含まれている場合がありますが、人が見ると分かりやすいですが、現時点では、あまりお勧めできないパーマリンクです。
理由は、日本語が含まれているURLを、メールやSNSなどでシェアしようとすると、URLがエンコードされ、ものすごく長く、人が理解できないURLになるからです。
例「http://アドレス/%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%82%AA-E4%B8%96%E7%95%8C6%E5%B1」
その為、ワードプレスで記事を投稿する時は、面倒でも、投稿画面のパーマリンクの編集で、シンプルで意味の通じる半角英数字に変更した方がよいでしょう。
2.カテゴリーの設計・最適化
カテゴリーページは、ミドルキーワードで検索してきたユーザーを取り込むには、必要なページです。
検索ボリュームが中位のミドルキーワードの検索意図は、専門性よりも、網羅性を重視する傾向にあります。
その為、ミドルキーワードで上位表示させる場合は、個別投稿ページよりもカテゴリーページの方が向いていると思います。
その為、サイト全体のテーマと相性の高いキーワードをカテゴリーとして登録して、個別投稿ページに適切に割り振る事で、コンテンツのボリュームが増えてきたら、カテゴリーページ単位での流入も期待できます。
3.プラグイン「ALL in One SEO Pack」の導入
ワードプレスで、SEO対策の為のプラグインとして有名なのが「All in One SEO Pack」です。
他にもSEO対策のプラグインはあるので、必ずしもこのプラグインである必要はないですが、私が一番よく使っていて、慣れているという事からご紹介します。
このプラグインで出来る事は、下記の様に多義に渡ります。
トップページを含む各記事のタイトルやディスクリプションの設定
Googleサービスとの連携の設定
サイトマップ(XML Sitemap)の設定
OGP(ソーシャルメディア)の設定
なお、このプラグインの設定方法に関しては、下記のサイトで詳しく紹介しています。
4.ソーシャルブックマークボタンの表示
ソーシャルブックマークボタンとは、Facebookの「いいね」「シェア」ボタンやTwitterの「ツイート」ボタンなどの総称です。
このボタンが、各記事の押しやすい場所に設置されていると、その記事を閲覧したユーザーが気軽に「ポチッ」とボタンを押してくれ、それがSNSの中で拡散する可能性が高く成ります。
ワードプレスの場合、使用するテーマによっては、デフォルトでソーシャルブックマークボタンが表示される仕様になっているものもありますが、無ければ、プラグインなどを使って実装しましょう。
ソーシャルブックマークボタンのプラグインは、探せば沢山ありますが、「WP Social Bookmarking Light」が、とてもシンプルで使い易いため、愛用しています。
なお、このプラグインも下記のサイトで詳しく紹介しています。
WP Social Bookmarking Light の設定方法
5.ソーシャルメディアとの連携
上記時では、ソーシャルブックマークボタンを設置して、シェアされやすい様にする方法を紹介しました。
ソーシャルメディアとの連携は、自身が管理しているSNSアカウントとワードプレスを連携する事で、ワードプレスで投稿した記事を、FacebookページやTwitterのタイムラインに同時投稿する為の方法です。
これをする事で、すでにあなたのFacebookページのファンになっているユーザーやTwitterをフォローしているユーザーに、効率的に告知する事が可能となります。
これも、最終的に、あなたのワードプレス記事がシェアされ、読まれる可能性を高める対策になります。
ソーシャルメディアとの連携方法は、下記ページで詳しく紹介しています。
以上「あなたの記事をより多くの人に読んでもらう為の5つの基本対策(ワードプレス)」でした。