記念すべき第一回目のおすすめマーケティング著書は、「インバウンドマーケティング」です。
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駆け出しのWebマーケターに最初に読んで欲しい本
私がこの本を最初のおすすめ本に上げたのには、とても深い理由があります。
それは、「インバウンドマーケティング」が、現在のWebマーケティングの根本を解説しており、これから先も、当分廃れないであろう内容だからです。
要するに、駆け出しのWeb担当者、Webマーケターの方には、最初に読んで欲しい本だからです。
Webマーケティングと聞くと、やれ「SEO対策」や「SNS対策」だの言われる事がありますが、それらは、この著書で紹介されている原理・原則の元、行われなければいけないと思っています。
この本は、現在のWebマーケティングの原理・原則が学べます。
初めての人にも優しいマーケティング入門書
駆け出しのWebマーケターに読んで欲しい本としたもう一つの理由は、書いてある内容が比較的易しい(優しい)内容だからです。
マーケティングの本と聞くと、とても分厚く、専門用語だらけの難しい本と言うイメージを持っている方もいると思います。
全てがそうではないですが、本格的なマーケティング本は、読破する事が苦痛なものも少なくありません。
そんな中、この本は、あまり難しい専門用語も多くは登場しないので、初めての方でもあまり苦労しないで読破出来ると思います。
お客様に「見つけてもらう為に」どうすれば良いか?
この著書を読んで、インバウンドマーケティングとは、顧客に「如何に見つけてもらうか」を具体的に解説したマーケティングだと解釈しました。
その為に、「商品」「サービス」はもちろんの事、Webサイトのコンテンツも「突き抜ける必要」があると著者は言っていると思います。
そして、この本では、「突き抜けたコンテンツ」を作るヒントなども簡単に紹介しています。
インバウンドマーケティングの中で印象に残った内容
この本を読んで、多くの気付きを得ました。その中で印象に残った内容をご紹介します。
- ウェブサイトを「メガホン」とするのではなく、「ハブ」とするべきだ。
- あなたは、「見込み客へ向かって押し売りする」事を止め、見込み客から「見つけられる」ようにしなければならない。
- 「見つけられる」ようになる為には、あなたの会社が提供する商品やサービスが「突き抜けている」必要がある。
- あなたの会社が、お客さんから「見つけられたい」のであれば、ウェブサイトのコンテンツも突き抜けたものを容姿しなければならない。
- 社内に「コンテンツ工場」を作れ
インバウンドマーケティングのまとめ
マーケティングの事をある程度知っている人がこの本を読むと、「あたりまえじゃない」と思うかもしれません。
確かに、この本は現在のマーケティングの本質を語っている本なので、いろいろ勉強している人にとっては、ちょっと物足りない部分があるかもしれません。どんなマーケティングの本も、基本、根っこは同じような事なので。
ただ、現在のWebマーケティングについて、最初に学ぶ本としては、とても秀逸な入門書だと思います。
以上「インバウンドマーケティング-おすすめマーケティング著書の紹介」でした。