マーケティングオートメーションの為のWebを使った「リードジェネレーション(潜在顧客獲得編)」


こんにちは。Webloco代表兼Webマーケターのヤブです。

「リードジェネレーション」は、マーケティングオートメーションの最初のステップであり、最も大事な要素の1つと考えております。

また、リードジェネレーションの方法は、リアルとWebを含め沢山あります。詳しくは、下記の記事で紹介しております。

マーケティングオートメーションの最初の関門「リードジェネレーション」を考える

その中で、私はWebマーケティング専門なので、Webを使った「リードジェネレーション」について、ご紹介していきます。(リアルに関しては専門外ですので、他のサイトを見て頂けたらと思います。)

「リードジェネレーション」のステップに関して、既にクリアされている方は、この記事は読み飛ばして良いと思います。

「リードジェネレーション」に近道(裏ワザ)なし

残念ながら、コストを掛けずに、簡単に良質な見込み客情報を獲得できるような「裏ワザ」を私は知りません。これは、Webだけでなく、リアルでも言えることです。

逆にそんな裏ワザがあれば、こういった公の場に、無料で出てこないでしょう。通常「裏ワザ」と言うのは、ごく一部の人だけが知っていることで、その恩恵を授かる事が出来るものなので。

裏を返せば、沢山お金を掛ければ、それなりの数の見込み客情報を獲得できるのも事実です。ただ、これでは、本末転倒で、マーケティングオートメーションを導入する意味が薄れてしまいます。

大事なのは、コスト(お金、人件費、労力、時間)を掛けても、それ以上の効果を見合うようにするにはどうしたら良いかと言う事です。

まったくコストを掛けたく無い方や、かなり低いコストを見込まれている方は、マーケティングオートメーションよりも他に適したものがあると思います。

早く結果を出したかったら、時間をお金で買うしかない

こちらの記事を読まれている方は、自社のWebサイトを持っていないか、持っていても、計画よりも集客出来ていない方だと思います。

マーケティングオートメーションは、Webサイトと親和性が高いため、もしWebサイトを持っていない方は、マーケティングオートメーションを前提としたWebサイトを持った方が良いと思います。

ただ、Webサイトを作成してリリースしたからと言って、何もしないですぐに多くの人が訪れることはまずありません。その為、出来るだけ早く結果を出したかったら、お金を出してでも、「広告(ペイドメディア)」を使うべきでしょう。

広告(ペイドメディア)の種類としては以下のものがあります。

  • リスティング広告:GoogleやYahooの検索エンジンの広告欄に表示される
  • ディスプレイ広告:Yahooのトップページやいろんなサイトのバナーに表示される
  • SNS広告:FacebookやTwitterのタイムラインに表示される広告
  • アフィリエイト:いろんなWebサイトに表示される広告(クリック報酬や成功報酬などがある)

それぞれの広告の特長や使い方は、詳しく説明しませんが、比較的コストパフォーマンスが良いのは、SNS広告(Facebook広告)だと思います。

個人のSNSアカウントで多くの友達やフォロワーがいる方

今やアーンドメディア(ソーシャルメディアなど)での集客や情報の拡散は、Webマーケティングに無くてはならない存在です。

とは言え、今から企業用のSNSアカウントを取得して、1から構築する事は、無理ではないにせよ、いろいろなハードルがあります。それなら、ペイドメディアを払う方法の方が良い気がします。

ただ、会社の従業員の中で、個人のSNSアカウントを持っていて、多くの友達やフォロワーがいる場合、それを活かすことで、効率的に集客できるかもしれません。

この場合、アカウントを持つ従業員が、仕事とは切り離したいと思っている場合、それを説得する事の方が大変かもしれませんがw

長期目線で「オウンドメディア」を使った集客・SEO対策をしたい場合

オウンドメディアとは、簡単に言うと、自社のWebサイトやブログなど、自分の思い通りに情報を発信できる媒体の事です。

昔は、お金を掛けずにホームページ集客する場合、SEO対策を施して、検索エンジンからの流入を増やすことが主流でした。今でもこのSEO神話は存在しますが、あくまで、昔に「その地位」を確立した会社、Webサイトにだけに言えることです。

その地位とは、そこそこ検索ボリュームのあるキーワードで、現在も上位表示されている状態の事です。このWebサイトは、そんなに手間を掛けなくても、一定以上の順位をキープ出来ている為、ほとんどコストを掛けずに集客出来ている事になります。ただ、googleのアルゴリズムが変わると、大きく変動するリスクがあります。

ただ、これから新しくサイトをリリースする場合、短期的に検索エンジンの自然検索からの流入はかなり難しくなりました。

それでもオウンドメディアからの集客をしたい場合

  • 代表的な「オウンドメディア」(例.LIG incなど)を参考にして勉強する。
  • 長期的なビジョンで、成功するまでやり続けると言う覚悟を持つ。
  • どんな目的の為に、どんなメディアを作るかを決める。
  • どの購買プロセスのユーザーに向けたメディアなのかを決める。※
  • こちらの伝えたい事ではなく、ユーザー目線で、お役立ち情報や、おもしろ情報を発信する。
  • SNSと一緒に運用・連動させて、シェアされやすい仕組みを作り上げる。
  • 他にも従業員がいれば、チームで協力して記事をふやしていく。

※補足:自社の商品やサービスの「認知をさせる為」、「興味を抱かせる為」、「比較・検討をして選んでもらう為」と言った、ユーザーの購買プロセスの中のどの状態のユーザーにアプローチするかと言う事。

キーワードは「売り込み」情報ではなく、「購買を支援する」情報

リードジェネレーション(潜在顧客獲得編)のまとめ

私の今の考えでは、どの方法を取るにしても、やはり何かしらのコストは覚悟しなければならないと思います。

また、どれか1つの方法に固執するのではなく、出来れば、複数の方法を掛け合わせたベストミックスを模索する事が大切だと思います。特にオウンドメディアを出来るだけ早く役に立つメディアに育てる為には、ペイドメディアとの連携も必要になります。

この記事では、Webを使った「リードジェネレーション(潜在顧客獲得編)」と題した内容をお送りしました。機会があれば、今度は、獲得した潜在顧客をいかに見込み客にするか?と言うテーマで記事をご紹介出来たらと思います。