パーソナルブランディングをしよう


誰から商品やサービスを買うか?

ブランドとブランディングの必要性でもお伝えしましたが、今の世の中、物やサービスが溢れています。

しかも、多くの物やサービスは、それなりにクオリティも高く、どれを選択してもあまり変わらなく、それなりの満足度を得られたりします。

そうなると、多くのお客様は価格の安い方へ流れていってしまい、生き残るには価格競争と言う、身を削る方法に舵を取る事が多くなります。

そこで、価格競争に巻き込まれない為に取る戦略の1つが差別化になります。

差別化でも、今回の章で取り扱うのは、商品やサービスを提供する店、人の差別化です。

そして近年、お客様が商品やサービスを選ぶ基準としてより重要になっているのは、「誰」から商品やサービスを買うかです。

特に、商品やサービスで差別化しにくい業種や業界にいて、自営業・個人事業としてビジネスをされている方は、パーソナルブランディングの重要性がかなり大きいと思います。

パーソナルブランディングとは?

パーソナルブランディングとは、wikipediaでは、「組織」の中の「個」としてのプロモーションという説明をしています。

この説明を私なりに解釈しますと、よく高価な商品(家や、車)を買ったお客様が、営業マンに対して、「あなただから買ったんだよ。あなたが担当してくれたから買ったよ」という、涙が出るくらい嬉しい言葉を言ったとします。お客様にここまで言わせる営業マン。これがパーソナルブランディングの成果であり、目指すべきところです。

自営業、個人事業、社長が一人の会社の場合は、必然的に、パーソナルブランディング≒自社のブランディングになるかもしれませんが、今の世の中、パーソナルブランディングがとてもしやすい環境になっています。

手間や時間は掛かるかもしれませんが、半分趣味のつもりで楽しみめば、長く続けられると思います。

パーソナルブランディングの方法

パーソナルブランディングの方法は、基本は一般的なブランディングと変わらないと思っています。

そして、パーソナルブランディングの手段として、無くてはならないのが、ブログやfacebook、twitterなどのソーシャルメディアです。

上記のソーシャルメディアを使って、ブランディングしていきます。

まず最初に必要な事は、ご自身の顔写真とプロフィールの記載されたページです。

このプロフィールページに記載の写真は言わずもがなですが、印象の良いものが一番だと思います。

また、プロフィールの内容は人それぞれですが、武勇伝や自慢話ばかり見せびらかすのではなく、共感を抱かせるような内容や、人間臭い部分も見せても良いかなと思います。

後は、ひたすらブログやfacebook、動画(youtube)などを使って、定期的に更新して行くだけです。

更新する内容で意識した方が良いのは、「面白いと思える内容」「共感を抱く内容」「為になる内容」あたりが良いと思います。

それ以外を更新するなと言うわけではないですが、パーソナルブランディングの目的は、自己満足では無く、ビジネスに活かしていく為、完全なプライベートな日記とは棲み分けが必要です。

貴方だから買ったと言われるようになろう