マーケティングオートメーションで良く登場する専門用語集


【この記事は2019年12月に更新しました。】

こんにちは。Webloco代表兼Webマーケターのヤブです。

今回は、私がマーケティングオートメーションの勉強を始めた頃によく登場した重要な専門用語集を紹介します。

マーケティングオートメーションの扉を叩くと多くの専門用語が出てきます。どちらかといえば、マーケティングオートメーションの専門用語と言うよりは、マーケティングの専門用語が大半です。

多くは横文字なので、拒否反応を起こす人もいるかもしれませんが、1つずつ覚えれば、意味を理解すること自体は難しくないので、このページで予習してみてください。

 

マーケティング・オートメーションでよく登場する専門用語(基本編)

リード(コンタクト)

見込み客の事。Mauticと言うMAツールでは、コンタクトと記載されています。

 

コールド(ホット)リード

コールドリード:購買意欲(本気度)の低い見込み客の事。

ホットリード:購買意欲(本気度)の高い見込み客の事。

 

エンゲージメント

その会社や商品、サービスに対する愛着心、思い入れを意味します。

MAツール上でもエンゲージメントを表示している場合がありますが、その概念はMAツールにより異なります。ただ、見込み客の段階では、その商品やサービスに対する興味・関心の高さを意味する場合が多いです。

 

ペルソナ

具体的な仮想ターゲット。

一般的なターゲットは、30代男性と言った大きな分類(セグメント)に分けることが多いですが、ペルソナは、より詳細に設定しています。

ペルソナの例。

35歳で2人の子供をもつお父さん。土日休みで、会社までは車通勤。週末はゴルフで汗を流す。このペルソナの名前を「徹(とおる)さん」とする

 

ファネル(漏斗)

集客した顧客がふるいに掛けれらて、「認知」「⇒「興味・関心」⇒「比較・検討」⇒「成約・購入」と、段階ごとに徐々に少なくなっていく様子がファネル(漏斗)に似ている事からそう呼ばれている。

 

ステージ(フェーズ)

ファネルにおいて、「認知」、「興味・関心」、「比較・検討」、「成約・購入」などの段階の事を、ステージ(フェーズ)などと表現している。

 

カスタマージャーニーマップ

ペルソナが、商品やサービスの「認知」から「購入・成約」に至るまでのプロセスを可視化した物。

「ジャーニー」は、「旅」のことで、顧客の購買行動を「旅」として表現している。

カスタマージャーニーの例

  • 1.ファーストコンタクト「スマホで検索エンジンから〇〇のページへ流入」
  • 2.「スマホで検索エンジンから〇〇のページへ流入」
  • 3.「スマホでツイッターの検索を実施」
  • 4.「PCで価格.comにアクセスしてレビューを参照」
  • 5.ラストコンタクト「PCでブックマークから〇〇のページへ流入して、購入完了」

 

リードジェネレーション

見込み客の獲得(顧客情報の収集)

会社名、担当者名、メールアドレスなどの基本情報や、閲覧したぺーじや送ったメールを見てくれたか?などの行動情報も含む事があります。

 

リードナーチャリング

見込み客の育成(本気度を高める事)

各ステージの顧客に対して、最適なアプローチを行い、見込み客の購買意欲(本気度)を高めていくプロセス

 

(マーケティング)キャンペーン

あるマーケティング活動の一連のプロセス。マーケティング活動の単位。

例えば、展示会で名刺交換した見込み客を、セミナーに誘導する為の(マーケティング)キャンペーンを作る。と言った具合になります。

Mauticなどのマーケティング・オートメーションツールでは、プロセスを自動化する機能をキャンペーンと読んでいたりしますが、もともとは、この考え方から来ていると思われます。

 

シナリオ

シナリオとは、キャンペーンの具体的なプロセスの事です。

〇〇のページを見た見込み客には、〇〇のメールを送り、セミナーに参加してくれたユーザーには、翌日に、□□の案内を送ると言った具合です。

 

リードクオリフィケーション

獲得した見込み客の中から、購入の可能性が高い(購買意欲の高い)見込み客を、抽出、選別する事。

 

スコアリング

獲得した見込み客に点数を付けて、購買意欲(本気度)を可視化する事。

属性情報(役職、部署、会社名)や、行動情報(見積依頼、資料ダウンロード、セミナー参加)などと合わせて、スコアリングする事が多い。

 

データマネジメント(名寄せなどの取り決め)

獲得した顧客情報の名寄せの方法や古くなったデータの取り扱いルール・取り決めやその管理

名寄せとは、会社名や会社の担当者データの内、重複しているデータを統合する事を言います。多くは「表記ゆれ」により起こります。

例えば、「トヨタ自動車」や「トヨタ」、「TOYOTA」は、全て同じ会社ですが、会社名を名寄せのKEYにした場合、同じ会社でも、3つの顧客データが存在してしまう事になります。

また、かなり古い情報や退職した担当者の情報の管理など多岐にわたります。

 

以上がマーケティング・オートメーションに足を踏み入れた時に、よく登場する専門用語でした。


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