「Mautic 2.13.0」マーケティング・オートメーションツールの最新バージョン情報


こんにちは。Webloco代表兼Webマーケターのヤブです。

つい先日、Mauticのバージョンが、2.13.0バージョンアップしましたので、その内容を少しご紹介したいと思います。

参考ソースはMauticリリースノート(英語)をご覧ください。

 

「Mautic 2.13.0」の新機能について

Mauticリリースノートでは、6つの新機能が追加されたとなっています。その中で、私が気になった機能をご紹介します。

Zappier(自動化ツール)との連携プラグインの追加

Zappierとは、ルーチン作業を自動化するツールで、非エンジニアでも、簡単に自動化ツールを作成できるサービスです。

2018年4月時点で、1000以上のアプリと連携出来るそうです。実際に使った事が無いので、具体的にどんなことが出来るかはまだ分かりませんが、自動化の応用が広がりそうです。

Mautic Zapierの統合について

 

セグメントの複製(クローン作成)機能の追加

Mauticのセグメントを複製(コピーして作成)出来る機能が追加されました。

逆に今までなかったのが少し驚きですが、これで似た様なセグメントを作成する手間が省けますね。

 

新しいキャンペーン条件の追加

キャンペーンの「条件」の中に、新しい項目が追加されました。

どんな条件かというと、新しいキャンペーンに登録されたコンタクトが、他のキャンペーンに含まれているかどうかを判断して、条件分岐をする事が出来ます。

これを使うと複雑な条件分岐になる為、多用は出来ませんが、今までできなかった条件分岐が出来そうです。

 

「Mautic 2.13.0」の強化機能について

新しいバージョンでは、10個の機能が強化されましたが、その中で気になる機能をいくつかご紹介したいと思います。

ランディンページやアセットにインデックスしない設定の追加

ランディンページやアセット(PDFや画像など)の設定画面の中に「noindex」設定項目が追加され、検索エンジンにインデックスされない様に出来る。

 

トラッキングロジックのリファクタリング

コンタクトIDトラッキングからリードデバイスのトラッキングに変更。

実際に、これに代わる事によりどれだけ変化があるか分かりませんが、新しいトラッキング方法により、同じコンタクトを一元管理出来る可能性が高まったという事でしょう。

 

フォーム結果送信に新しいオプションが追加

フォーム送信後のアクションで、「フォーム結果を送信」という項目があり、その中に「Reply to contact 」というオプションが追加されました。

フォーム送信後、管理者側に自動返信された時、そのメールに「返信」したら、アドレスに、コンタクトのメールアドレスが挿入される様になるという事だと思います。

 

「Mautic 2.13.0」アップデートのまとめ

今回のアップデートで、変更箇所はそこそこありましたが、私が気になった所は今回ご紹介した箇所くらいです。

正直、「#5854サードパーティのSMSトランスポートのプラグインサポートの追加」も気になるところではありますが、Twilioを使った事が無いため、今の自分には無縁の新機能だと判断した次第です。

いずれは、SMSでのメール送信にもチャレンジ出来たらと思っています。

 

以上「Mautic 2.12.3」マーケティング・オートメーションツールの最新バージョン情報を紹介しました。