常連客に年賀状を送ろう


常連客の囲い込み

長くビジネスをやっていると、必ず常連客や長い間愛用してくださるお得意様がいらっしゃいます。

会社やお店が長く発展していく為には、常連客の囲い込みや常連客の育成が大事です。

 こういったお客様を逃さない為の対策の1つに、年賀状を送る方法をご提案します。

年賀状は日本の古きよき文化

昔の友達や、会社の仲間、取引先のお世話になっている人など、年賀状を送っている方もいると思います。

その中に、お店を長い間愛用してくださるお客様を加えてみてください。

年賀状を受け取ってあまり悪い気はしないと思います。

自慢したくなる年賀状を作ろう

よくある年賀状は、「あけましておめでとうございます」の挨拶とお店の紹介などです。貰って悪い気はしませんが、他の年賀状と埋もれてしまいます。

そして、中にはPR、宣伝をしたい感満々の年賀状が送られてきますが、これなら送らないほうがマシかもしれません。(お得意様限定の超お得な情報が載っている物は効果があるかもしれませんが。)

折角、多少の手間と時間とコストを掛けるのだったら、受け取った相手が自慢したくなったり、くすっと笑ってくれるようなインパクトのある年賀状を送りましょう。

 理想は、年賀状が受け取ったお客様が、友達に「こんな年賀状が送られてきてね」と見せびらかしたくなるような、もしくは話話題の中にあがるような年賀状がベストです。

年賀状の狙い

常連客への年賀状は、ただ「昨年はお世話になりました。今年もよろしくおねがいします。」と挨拶やお礼を述べるだけでなく、出来れば受け取った側が行動に移すところまで計算にいれて作らなければいけません。

前章でもお話しましたが、お店や、商品のPRだけの年賀状はDMとなんら変わりません。もちろん年賀状はDMよりも見てもらえる確率が高い為、DMを年賀状として送ることは良いアイデアかもしれません。

ただ、今回のテーマの目的は、常連客の囲い込み、さらなる育成であり、既に常連客になっているお客様には、それ以上の事を狙わなければ行けません。もちろん、それを期待しながらも、お客様に押し付けるような事はしてはいけませんが。

常連客への年賀状で狙いたい事は3つです。

1つは、常連客の周りの潜在顧客への口コミ

2つ目は、常連顧客とお店との更なる新密度の向上(顧客の育成)

3つ目は、商品やサービスの購買

上記の内、最低でも1つを狙いに含めて、年賀状作成する事をお薦めします。

効果のある年賀状とは?

ここまで読んでくださった方は、ある程度年賀状を作成する狙いが見えてきたと思います。

その上で、効果のある年賀状を作る為のコツをご紹介します。

1.常連様だけに送っている特別感を出す

2.その年に流行ったものや、干支をパロディ化して笑を誘う

3.年賀状を受け取ったお客様限定のお得なサービスやワクワクするイベント、キャンペーンの案内

4.常連様なら親近感、共感を抱くようなネタを埋め込む

上記の様な事を参考に、年賀状の裏面を作成してみてください。

多少手間がかかりますが、この積み重ねが、お客様との絆を強くして行くことに繋がります。

年賀状でお客様との絆を作ろう