ビジネス番組の「”再生のプロ”が経営破綻した旅館を救う」を見て思った事


私が毎週楽しみに見ているビジネス番組「ガイアの夜明け」で紹介されていた内容が、弊社の主要事業であるWebマーケティングや集客に関する事でしたので、少しご紹介したいと思います。

 

紹介された会社の基本情報

今回紹介されていたのは、旅館や小さな宿の集客に特化した「リバティー」と言う会社です。

本社は静岡にあり、1985年に設立 社員80名 年間の売上約8億円の中小規模の会社です。

主な事業内容

宿のホームページ作成と管理運用」で、約3000軒の宿屋旅館と契約。

その他、集客のサポートとして、契約している宿の空き状況を把握して「各予約サイトに掲載」するサービスを行っています。

また、空き部屋が埋まらない場合は割引プランの提案なども実施しているそうです。

料金体系

契約料 月額2万円 + 手数料 宿泊代の5%

社長さんの思い

「集客に困っている人たちをサポートできるような仕事がしたかった。」という思いからこのビジネスを始めたそうです。

 

番組の本題「旅館の再生」に関して

今回の番組では、今までホームページの作成や集客が主事業だった「リバティ―」が、初めて旅館の再生事業を行うと言う事で紹介されていました。

細かい部分は置いておいて、実際にどんな改革を行ったか簡単にご紹介します。

買収後実施した改革の内容

  • 1階フロアーの改装(コンセプトはリゾート)
  • ホームページのリニューアル(トップページのメインビジュアルにドローンで空撮した滝の動画)
  • 料理メニューの刷新(旬の食材を使った懐石料理)
  • 一品ずつ料理を出す仕組みに変更
  • 新たに囲炉裏を使った食事どころ
  • 若女将の再教育

この改革を行った結果どうなったか?

旅館を買収して、約5か月後の結果として、8月はほぼ満室になるくらいまで客足が戻ってきたようです。

そして、赤字続きだったところが、今期は黒字が見込めるレベルにまで回復したそうです。

 

旅館再生のプロセスを見て思った事

今回は、同業者が紹介されていた為、どのような事を行って集客をするかとても熱心に見ていました。

改革の内容を見ても分かる通り、ホームページのリニューアルも集客には貢献したと思いますが、それ以上に、旅館としてのコンテンツの改良が大きく貢献したと思います。

また、再生を手掛けた会社が、旅館や宿に特化しており、かなり広いネットワークやチャネルを持っていたことで、旅館そのものの露出を上げる事が出来たと思います。

でも本当に一番大きな影響を及ぼすのは、メディア(テレビ番組)での放送でしょうね。正直こういったビジネス番組に紹介されるのは、裏でどういうプロセスが動いているかは分かりません。

地道にプレスリリースを送るのか?人脈の中にテレビ局関係者がいたのか?はたまたたまたま見つけられたのか?

でも最終的に私が思たのは、本当に集客したい場合(売上を上げたい場合)

「ホームページの改修だけでなく、商品やサービスも見つめ直す必要があると言う事」

 

以上「ビジネス番組の「”再生のプロ”が経営破綻した旅館を救う」を見て思った事」のご紹介でした。