画竜点睛を欠く
上記のことわざを耳にされた事がある方もいらっしゃると思います。(ちなみに、私、ことわざが好きなので、コツコツ集客の至るところで利用させてもらってます。)
また、これは本当に余談ですが、私の好きなゲーム、FF7の主人公クラウドのリミット技でもあります。(余談なので忘れてください)
ことわざの意味を簡単に申し上げますと、「他は良くに出来ていても、最後の肝心なところが欠けていた為、作品や物事が中途半端になってしまうこと」です。
ビジネス、商売において、物事の終わりが、どの部分かを定義するは人それぞれですが、ホームページの最後は、ECサイトなら商品を買ってもらう。予約サイトなら予約をしてもらう。それ以外だと、資料の請求や、お問い合わせをしてもらう等がほとんどだと思います。
要するに、ホームページ上では、入力フォームが、最後の肝心な部分「画竜点睛」なのです。
入力フォームとは、ホームページ上で、お問い合わせや、商品を購入するときに、必要な情報を入力してもらい、店側が情報を受け取る仕組みで、WEB時代には、無くてはならないものです。
ただ、この入力フォームに無頓着なせいで、他が良くても損をしているホームページが多い様に思います。
入力フォーム最適化
入力フォームの最適化とは、入力フォームに入力する項目を最適化して、お客様が迷わないように、ゴールまでを分かりやすくすることです。
入力フォームでやってしまいがちな事は、とにかくお客様の情報を集めたいが為、項目数を増やすことです。
近年、個人情報に対する意識がますます強くなっている中で、あまり必要でない個人情報を入力させるフォームに、不信感を抱く人もいらっしゃるでしょう。
私の場合は、あまりに入力フォームが長いと、その時点で面倒くさいと思い、離脱してしまいます。
せっかく商品やサービスに興味があり、後少しで購入というところまで来ているのに、いろいろな理由で入力フォームから離脱する人がいかに多いことか。それは双方にとってとてもモッタイナイことです。
また、これはECサイトの入力フォームに多いのですが、お客さんが購入しようと決め、「購入手続き」ボタンをクリックした後、「購入確定」ボタンまでの間に、いろいろな障害(選択肢)が与えられているページがあります。
例えば、入力フォーム画面中に、オススメの商品ページへのバナーリンクやら、キャンペーンページへのバナーリンクやら、入力する気がそがれる誘惑がある
その他、入力フォームが数ページに渡って構成されており、「購入確定」ボタンまでの動線が、迷路のようになっていたりして、お客様にとって親切でない。
「購入確定」ボタンの横に、目立つデザインで「キャンセル」ボタンを配置させいる。
後、まだ途中なのに、「購入確定」と勘違いさせてしまうような、演出や、メッセージ、ボタンの文言。
「購入確定」ボタン前に、アンケートフォームを用意する等・・
上記の事を踏まえて、以下のような事が考えられます。
1.入力項目は必要最低限にする
2.入力フォームの入力から完了までを一本道にする
3.入力フォームが長い場合は、ナビゲーションを入れて、自分が今いるページと、ゴールまでの道のりを示す
4.「入力確定」ボタンを目立たせる。
5.アンケートに協力してもらう場合、購入確定後や、サービス利用後にする。
忘れずに画竜点睛を”描き”ましょう!