マーケティング・オートメーション(MA)ツールは魔法の道具か?


こんにちは。Webloco代表兼Webマーケターのヤブです。

マーケティング・オートメーションツールは、有効な見込み客(リード)の獲得・創出を目的としたマーケティング活動を自動化する目的で生まれました。

今後マーケティング活動をしていく上で、重要なツールになる事と思います。

ただ、自動化と言う言葉を聞いて、なんでもMAツールが自動でやってくれると解釈して導入すると、数か月後には、

「思っていたのと違う」

と言う悲鳴が多くの企業から聞こえてきそうです。

何でもそうですが、便利なツールと言うのは使いこなして初めてその恩恵を受けることが出来るので、

「マーケティング・オートメーションツールがすごいらしい」とか
「競合他社が導入したからわが社も」とか
「営業マンからすすめられた」

と言った安易な理由で導入しても、期待通りの効果を得るのは難しいかもしれません。

そういった意味では、マーケティング・オートメーション(MA)ツールを高度に使いこなせば、魔法の道具として会社の利益に大きく貢献するかもしれませんが、

導入しただけで、上手く使いこなせなければ、ただコストがかかるだけのお荷物になりかねません。

マーケティング・オートメーションツールを使いこなすのは難しいか?

スポーツでも、料理でも、勉強やビジネスでもそうですが、どのレベルを目指すか難易度は変わってきます。

マーケティング・オートメーションツールを、メール配信(メルマガやステップメール)ツールとして使うのであれば、ツールのメール配信の操作を学べば比較的簡単に目的を達成出来るでしょう。

ただ、「会社の利益に貢献する為」、「売り上げ20%アップを達成する為」と言った、結果にフォーカスした場合、難易度が一気に上がります。

マーケティングは基本、売り上げアップや注文数アップと言ったビジネスとしての結果を出すための活動ですので、必然的にマーケティング・オートメーションの導入目的もこの結果とリンクをする必要があります。

上記の事より、導入費用や運用費用も差し引いた上、ビジネスに貢献出来るレベルまで使いこなす事は難しいと言えます。

とは言え、ある程度使いこなせる様になれば、会社として大きな資産(強み)となり、ビジネスの加速に貢献してくれる便利な道具となる事でしょう。

今回は、マーケティング・オートメーションツールが魔法の道具になりえるかと言う流れから、使いこなすことは難しいかと言った事を簡単に考察をしましたが、いずれ「どういう部分が具体的に難しいか」と言う事もご紹介したいと思います。